クラシックの基礎に裏打ちされた確かな歌唱力と表現力で、韓国ミュージカル界を代表する実力派俳優KAIが1月、日本アルバム『KAIーJAPAN 2nd Full Album KAI ON MUSICAL』リリース。これを記念し、1月17、18日に東京・日本橋三井ホールにてコンサートを開催した。
3月には韓国・ソウルで『KAI in the HIDDEN PALACE』を行い、多くのファンを魅了し成功裏に終えている。そんな彼は日本公演でどんな姿を見せてくれたのか?
これまで出演してきたミュージカルの数々のナンバーを中心に構成された極上のステージから、18日の公演の模様をお伝えする。
生演奏に数々のミュージカルの名曲を披露
5人編成のバンドによる『The Steps of Tomorrow』(『明日への階段』ミュージカル『ルドルフ』より)の演奏に続いてKAIが登場。
『マタハリ』から『高き場所へ』を聴かせると「皆さん、こんにちは! KAIです」と日本語であいさつし「韓国はとても寒かったのですが、日本に着いた途端に暖かさに包まれました。この温もりはずっと心に留まると思います」と喜びの言葉を述べた。
次に『エクスカリバー』から『王であるとは』と『ジキル&ハイド』のおなじみのナンバー『時が来た』を披露。豊かな歌声に早くもホールはKAIの世界に包まれていく。
2曲を歌い終えていったん退場した間に、スクリーンには『フランケンシュタイン』や『ファントム』など、彼がこれまで出演したミュージカルの舞台映像が流される。
再び舞台に現れ『ベン・ハー』のナンバー『運命』を歌うと客席からは次々に歓声が上がり、会場の熱気はヒートアップ。
さらに、高校時代からの親友で、音楽的な感覚をお互いよく知っているという作曲家ブランドン・リーが手掛けた『フランケンシュタイン』の『俺は怪物』を聴かせ、日本版で同役を務めた加藤和樹との交流の話で観客を喜ばせた。
6曲目は韓国で彼が出演した話題作『韓服を着た男』から。
朝鮮第4代王・世宗と奴婢出身の科学者チャン・ヨンシルを中心に、現代と朝鮮時代、さらに中世ヨーロッパを舞台に繰り広げられる壮大な作品の内容を簡単に解説しながら、世宗が流刑地に赴くヨンシルに向けて歌う『君だけの星へ』を歌唱。作品を知らなくとも、情感が伝わる歌に皆が酔いしれた。
































