私のふとももが作品に! 「ふともも撮影会」

女性の希望者限定で、ゆりあさんがふとももを撮影してくれるコーナーも。撮影した写真はその場でプリントしてもらえる。さらにOKな方は写真を会場のパネルにも展示するそうだ。

あのゆりあさんにふとももを撮影してもらえる機会なんて、そうそうあるものではない。しかも、ふとももだけなら顔も分からないのでぜひ体験してみては?

突然だが、筆者は足が太い。

(関係各所から『太いのは足だけじゃねぇだろ』というツッコミが入っているが、聞こえないことにする)

ウエストに合わせたジーンズを試着すれば、膝までしか入らないことなんて日常茶飯事。ストレートジーンズを履けば「それ、スキニ―?」と言われ、いつのまにか腿の太さで父親を超えた。

よって、ふとももらしさ(=太いこと)なら、間違いなくこの写真展のどの作品にも負けない自信がある。そんな私が無謀にも「ふともも撮影会」に挑戦してみた。会場準備のお忙しいところにお伺いし、図々しくも撮影をお願いしたのだが、優しいゆりあさんは快く引き受けてくださった。

美しくて可愛いふとももを見た後で、大変恥ずかしいし申し訳ないが、折角なので撮影してみた。

…どうです?

ふとももを美しく撮影するために、試行錯誤を繰り返したと言うゆりあさんオリジナルのセッティング、及び照明。さらに素晴らしいテクニック、ヒツジさんの可愛らしさによって、かなりマシにはなっているとは思うのだが……。

ふとももを撮影されるという、人生初の体験に緊張気味の私。ゆりあさんは、ポーズや角度のアドバイスをしてくれたうえ、サインまでくださった。天使か? ふとももの天使、いや、神なのか?

さらに図々しくも、いただいたポストカードに混ぜてみた。あれ? いけるんじゃね?

 

ばっちりパネルにも貼られてしまった。記念すべき「ふともも写真館」第一号である。

なんか……色々とごめんなさい!!!! そしてゆりあさん、どうもありがとうございます。

撮影スペース前には等身大パネルも

被写体の顔は全く写っていない。正真正銘“ふともも”にフォーカスをあてた作品たち。顔が見えないからこそ、自分の中で足りない部分を補完し、イメージを自由に膨らませることができる。

ふとももだけでもアートになりうるのか? という挑戦的な写真展。その答えはぜひご自身の眼で確かめてみて欲しい。

 

2015.07.03 篠崎夏美

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