2019年が始まって、既に1ヶ月が経ちました。

「今年こそは結婚したい」「今年こそは仕事も恋愛も上手くいかせたい」「今年は一人の時間も、彼との時間も充実させたいな」「今年こそは……イイ女になりたい!」。

そんな風に年始に立てた目標や思い描いていたビジョンに少しでも近づけるように、行動できていますか?

もし、まだ何も変わっていないように感じているのであれば、それは「イイ女になるための方法を間違っている」のです。

外見を磨く、パートナーに合わせる、仕事を必死に頑張る、趣味を充実させる……そこだけではないのです!

イイ女になるためには、ある1つのことを変化させるだけ。今回はその方法をお教えします。

1: イイ女の土台は、自尊心にあり

自尊心とは、自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ちのことを言います。

あなたが今、恋愛や仕事などの“現実”がうまくいっていないと感じているのであれば、それはあなたの自尊心が低く、自分を認められていないから。

ひいては、あなたが自分を愛せていないからなのです。

イイ女は自尊心をしっかりと持っているので、自然と周りから愛されます。しかも、本人は「自尊心? 何それ美味しいの?」レベルで理解していないにも関わらず、です。

「イイ女は無意識で……ってことは、生まれながらにしてある人とない人は決まっているんじゃないの?」と思われるかもしれません。答えはNO。

だって、赤ちゃんは「わたしはダメな子だ」なんて思っていませんよね? 幼少期は誰もが自分を認めているんです。自分を否定している赤ちゃんや幼児はいません。

つまり誰もが最初は自尊心を持っています。成長の過程で少しずつ削られてしまっているだけ。

「イイ女になりたい」という気持ちがあり努力すれば、自尊心を取り戻していくことも可能なのです。

2: 自尊心が欠如するのはなぜ?

自尊心は突然なくなってしまうわけではありません。具体的な例を出しながら説明していきましょう。

段階1: 自分に対して悪感情を抱きたくなるような不快な経験を何度もする

Aさんは幼少期に、「あれをしたい、これをしたい」と母親に主張すると、いつも否定的な言葉を返されていました。

それでも自分の意思を通そうと主張を続けると「なんでそんなことを言うの。なんてできない子なの」と言われ続けます。

段階2: 経験しながら、マイナスの思い込みが作られる

まだ幼いAさんが母親に反論できるわけもなく、いつの間にか「言うのを諦める」「母親に従う」という習慣が身に付いてしまいました。

そして、母親に常に否定されつづけたことにより、知らず知らずのうちに

・私は自分の人生を切り開くことができない弱虫だ。

・私は不完全な人間だ。みんなより劣っている。

・私は生まれつき欠点だらけの人間だ。

これら3つの、マイナスな思い込みが自然と成り立ってしまうのです。

段階3: 自尊心がどんどん欠如していく

そして、Aさんは学生時代に友だちができても相手に受け入れてもらうために言うことに従い、社会になっても上司の言うとおりに行動し、結婚したら夫の言うことに従うという人生を貫いていきます。

そのため当時の彼がウツで仕事を辞めてしまったときも、相手のためを思って「働くの大変だったら少し休んでいいよ」と伝えてしまい、結果的に相手はヒモのような状態に……。

彼女自身が相手に合わせ、従うことを無意識に選択してしまうことで、彼を「自分のやっている行動は正しいんだ」と確信を持つように導いてしまっていたのです。

幼少期に何度も経験した「どうせ言っても分かってもらえない」という現実から、マイナスな思い込みが作り上げられてしまい、彼女の自尊心は年齢を重ねるごとにどんどん失われていってしまったのです。

つまり、あなたが「変わりたい」「イイ女になりたい」と思うのであれば、そのためのの鍵は相手ではなく、あなたの中にあることを忘れないでください。