WOONINさんがスーパーフードやローフードが素晴らしいと思う理由
「1つ目に、とにかく「簡単」! 「時短」! という部分です。
甘いものが食べたかったら甘いものがさっとできるし、思い立ってチャチャっとできるというところが一番好きなところです。だから忙しかった会社員時代から好きだった、というのもそういう理由です。
2つ目には、栄養の効果、特にデトックス力、エナジーブーストというところ。栄養をすごく蓄えてくれて、自分のエネルギーをすごく底上げしてくれます。「解毒力」と「底上げ」「エナジーアップ」。という部分が気に入っています。
3つ目に総合して「アンチエイジング」という部分です。アンチエイジングはスーパーフードに限る、とあえて言い切ってしまいますね。アンチエイジングを36歳からはじめて、7年目になりますが、当時スーパーフードで5年後10年後も今のままでいる、と目標を掲げていました。ですが、肉体的にもちろん加齢はしています。けれども鏡を見るたびに、いつもの自分がいるから年を取ったとは感じません。
自分自身の体を持って、スーパーフードでアンチエイジングがどれだけできるか実験した訳ですが、7年経って、これは「アンチエイジングはスーパーフードに限る」と断言していいかな、と思っています。
ちなみに、ローフードの中の、甚だしく栄養価の高いものをスーパーフードと言います。つまり、これらはすべて含めてローフードなんですよ。
あとは「ストレス」というポイントについても、スーパーフードの効能は素晴らしいと感じています。ストレスは普通に受けるけれども、そのストレスを長く保持するかしないか。ストレスに強くなります。忘れる、流せるというか。それが食べ物の力でこんなに変化が起こるということに驚きました。だからそういった意味で、たくさんの女性にお伝えしたいですね。とても楽になるんですよ」
なぜスーパーフードはセレブやモデルに人気なの?
「やっぱりウェルネスカルチャーの本場と言えば、アメリカですよね。ムーブメントの発祥であり、火付け役です。そしてハリウッドセレブやモデルさんというのは、アンチエイジングやビューティーの最新のものを取り入れようとしている人たちなんですよね。
ですので、最先端という意味でスーパーフード、ローフードというのは最新の栄養科学的にも進歩しているものなので、研究結果やデータでいろいろな結果が出ているアメリカでは、しっかりエビデンスがある最新のいいものを取り入れたいセレブたちが多いのだと思います。
彼らは意識が全然違います。自らすごいアンテナを張っています。健康、ビューティー、ウェルネスに関する意識が非常に高いです。背景にあるのはこういう意識の違いではないでしょうか。古い栄養知識に縛られていないという違いですよね。
日本はいつまでたっても古い慣習を引きずったままの栄養学や栄養知識がよしとされていますが、アメリカでは最新のデータや数字やエビデンスを重視している国なので研究も盛んに行われています。アメリカだけではなく、イギリスやスウェーデンなどでも盛んに研究が行われているようです」
スーパーフードはダイエットや美容には、どういいの?
「ダイエットという面においては、スーパーフードは栄養の種類が大変多く詰まっていて、含有量がものすごく多いです。形状もパウダー状なので、吸収率もいいですし、栄養価が高いので、かなりの栄養を効率よく摂ることができます。
もちろん美容面においても、抗酸化物質であったりだとか、オメガ3、タンパク質、脂質もたくさん入っていますし、非常に期待以上の美容効果がかなり得られます。
たぶん一般の方の食生活の中で、スーパーフード取り入れるぞと思ったら、一番簡単なのは、素材そのものを、何かに特別混ぜたりしなくても食べられるような形が一番簡単でいいかと思います。ローカカオをボリボリ食べたりだとか。
あと一番わかりやすいのはスムージーかもしれないですよね。スムージーのコツとしては、良質な植物性の脂質ベース。アボカドや、あと少しハードルが高いかもしれませんが、ナッツミルクなどもいいですよ。ちなみに今は市販で売っています。あとはこれも市販の、無糖のアーモンドミルク。その中にチアシードを入れて30分ぐらい置くと、ぷくぷくになっているチアプディングができます。
あるいはアサイーパウダーとマキャベリ—パウダーをガーッと混ぜて、はちみつと混ぜるとおいしいナッツミルクになります。あとローカカオをナッツミルクと一緒にガーッとやってもいいですし。
そういうふうに初めは、喉が渇いたときや、おやつ代わりとか、朝食とか、ちょっと何か飲みたいなと思ったとき、こういった高栄養のものを取り入れるといいと思います。とても脂質とよくなじみ相性がいいので、相乗効果で栄養成分を吸収しやすくなりますよ」