食への好奇心を満たしつつ、時短という長所もすばらしかった!
「グリーンスムージーの効果はものすごく感じていたので、あらゆる面でのめり込んでいきました。これだけ飽食の時代で世の中にはグルメが溢れていますが、まさかナッツでクリームができたり、ナッツでミルクができたり、など、使われている食材が私にとっては大変好奇心をそそるものでした。
それから、作る時間に関することも大きなポイントでした。食事の準備をするのに、仕事から帰ってきてすごく時間がかかったり、朝起きてから時間がかかる、ということとは全然違って、すぐ簡単にできたのです。ですのでこれは私に向いているな、と感じました。何より、時短でできるメリットは大きかったのです。
スムージー作りは時短でできます。10分以内くらいで。テクニックもいらないし、計量だけですよね。だからみなさんできます!
バイタミックス(Vita-Mix)(=ホールフードマシーン)は必要ですか、買わないとだめですか、とよく聞かれますが、ちょっとスムージーを自分で取り入れたい場合は、まったく必要なく、普通の3,000円くらいのミキサーでもいいですし、フードプロセッサーも3,000円レベルで大丈夫です。そこで躊躇して止まっている方もけっこう多いですね。
モノに過度に期待をすることなく、気楽に続けられた方が楽しいし、結果もついてきますよ。面白いので、みんな夢中になります」
そもそもスーパーフードって何?
「スーパーフードとは、
1.大前提となるのが「植物性」だということです。
2.例外はありますが、基本的に「高温で処理していない」こと。デリケートに、低温で乾燥させていたりだとか、だからこそ栄養や酵素が生きている状態というのがスーパーフードです。
3.ほぼ共通しているのは「抗酸化物質」が豊富であるということ。普通の人参やキャベツにはない抗酸化物質量があることが条件です。たとえばブルーベリーの18倍であったりだとか、緑茶の30倍であったりだとか。
4.さらに「栄養の幅が広い」。必須アミノ酸全種類揃えていたりだとか、ビタミン・ミネラルはもちろん、250種類以上のすべての栄養素を含む、完全栄養食品と言われるものもありますし、あるいはRNA-DNAという核酸が入っていたりだとか、ホルモンに酷似した成分など、ユニークな成分が入っている。だから例えば人参は、植物性で非加熱だけれどもスーパーフードとは言えないのです。
プラス、共通して、過酷な環境の産地が非常に多いです。赤道直下とか、アマゾンとか、アンデス産地、4000メートルくらいのところで育っているとか、日本ではありえないような厳しい環境で育っているから、生命力が強い。あとはちょっとメディカルハーブ的な働きを持つものもあります。
ですので東洋では「漢方」と言われたりだとか、インドでは「アーユルヴェーダ」といわれるものであったりだとか、共通する食材はたくさんあるんですよね。かぶとマカは形状は似ているし同じ根菜なのですが、スーパーフードとそうでないものの違いは、こういうところにあります」