──ギターがふたり居るバンドだと、“リード”と“リズム”に分かれる場合が多いですし、“ツイン・リード”のバンドって、今なかなか居ないので、強みだと思います。

魚住:そうですね、ツイン・ギターの王道をやってるなと思います。

──初めてYouTubeにインスト動画(「LoVendoЯ (Gt:魚住有希&宮澤茉凜) 初のINST曲作って、弾いてみた!」)がアップされたとき、思わずニヤリとしましたもん。

魚住:「今、これやるの?」みたいな(笑)、時代に抗った感はありますね。

──弾きまくるふたりの姿に頼もしさを感じます。ハードロックバンドがこういうインスト曲をやるのと、LoVendoЯのような普段は“歌モノ”のバンドがやるのとでは、意味や見え方もだいぶ違うと思いますし。

魚住:反響もすごくあって、再生回数も伸びましたし。私たちとしても、幅が拡がりましたし、やってよかったなぁと思います。動画含めて今後も続けて行きたいです。

宮澤:インストだと、私たちギター陣がアピールできるチャンスですから。

私も“GLAYチョップ”されたいっ!

──ギタリストとしてのバックボーン、パーソナル的な部分をお聞きしたいのですが、おふたりのギターを始めた頃のお話を聞かせてください。

魚住有希

魚住:GLAYの10周年ライブをテレビで放送していて、たまたま見てたんですけど。そこでギターソロを弾くHISASHIさんに向かって、何万人ものお客さんがみんな“GLAYチョップ”をやってたんです。それを見て「私もああなりたいっ! “GLAYチョップ”されたいっ! モテたいっ!」と思ったんですよ。女の子で「ギターやってモテたい!」なんてちょっと変わってるんですけど(笑)。

──そういう気持ちは大事だと思います。スター性への憧れや、形から入ったタイプですね。

魚住:そこから、HISASHIさんが何を聴いてきたのか? ルーツをたどるのが好きなので、BOØWYを聴いたり。あと、ジョニー・ウィンターが好きになって、スティーヴィー・レイ・ヴォーンだったり、ブルースにハマって。メタルにも行ってみたり。女子高だったので、周りにギターや楽器やってる子が居なかったんです。

姉が大学に入学して、そこには楽器をやってる人がたくさん居て。全員男なんですけど、そこにポーンって入って、バンドをやりました。ある日、「リハーサルやります」ということで、スタジオに行ったら、実は、私を試すオーディションだったんですよ。

でも、周りの大学生の男の子たちは全然弾けてなくて。そんな中、私は一発で合格しました(笑)。メタリカの『Master of Puppets』をコピーしたんですけど、あのソロがすごい気持ち良かったんです。あとは、SEX MACHINGUNSさんとか。それで初めてツイン・ギターの楽しさを知りました。

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