【片言期】
7.意味のある一語文が言える
「パパ」「ママ」「ワンワン」など簡単な単語を意図的に言うことができる時期です。パパに向かって「パパ」と言うなど、使用する場面が必ず合うようになれば、この段階に入っています。
【命名期】
8.一語文(特に名詞)の増加
パパ、ママにとどまらず、物の名前を多く言う時期です。ここでぐっと言葉の量が増えます。
また、言語の増加に伴い、知っている言語と伝えられる能力にギャップを感じる時期です。
ここでイヤイヤ期がひどくなり始めます。
ここでは、語彙が増えるのを手伝うと良いです。
何か物を見つけては「◯◯だね」と物の名前を伝えることを繰り返してあげましょう。
9.「いや」と拒否をする
この時期が最もイヤイヤがひどい時期です。こちらの要求に対して、言語で拒否をします。
それ以外にも、何か不都合なことがあると「いや」と言うようになります。
本当に「いや」と拒否している時と、そうでない時があるので、本当に伝えたいことは何なのか、表情や態度を観察して対応しましょう。
10.二語文を言う
「ブーブー、ちょ」(車のおもちゃををくださいという意味)など、欲求の表現ができるようになります。
まだ発音が不明瞭だったり、言語の最初の発音しかできなかったりと、言葉としては理解しにくい部分もあります。
また、この時期から動詞を理解して使用することができるようになります。
発語できる動詞の量が増えれば増えるほど意思疎通がしやすくなりますので、いつもより多く話しかけることをおすすめします。
【羅列期】(2歳〜2歳半)
11.覚えた単語を羅列して話す
このあたりから表現が数段に増えるので、イヤイヤが少しずつ減ってきます。「パパ、ソト、イク、ネ」など、片言の日本語のように話します。ここでは単語を並べただけで、助詞や接続詞などは入っていない状態です。まだまだ意思疎通としてはわかりにくい時期です。
12.質問が増える
「これなに?」「あれなに?」という質問が増えます。
ここでは、質問攻めにあったママがイライラしてしまうという話をよく聞きます。自分の世界を広げようとしているので、じっくりと向き合ってあげてください。