イヤイヤ期は始まりから終わりまで、大きく分けると8つ、細かく見ると21の段階があります。
みなさんのお子さんは、今どの段階でしょうか?ぜひ参考になさってください。
イヤイヤ期は6ヶ月を過ぎから5歳ころまで
イヤイヤ期は子どもの自我がはっきりする生後6ヶ月ころから始まります。
泣くことが増えた、おっぱいをあげてもおむつを替えても、何をしても泣き止まないことが増えた場合には、イヤイヤ期に入ったと考えて良いと思います。
その後、様々な表現方法を学び、試しながら成長し、5歳ころには自分の意見や気持ちを言葉で表現できるようになり、イヤイヤ期は終息していきます。
イヤイヤ期は言語能力の発達とともにある
イヤイヤ期は泣くことでしか自分の感情を表現できなかった赤ちゃんが、言葉で自分を表現できるようになるまでの期間のことです。そのため、言語能力の発達と密接な関係を持っています。
言語発達の発達段階はドイツのウィリアム・シュテルンが示しています。
発達段階を見ればイヤイヤ期がどの程度進んでいるのかがわかります。
言語発達の過程は大きく分けて8段階
言語能力は以下の段階を経て発達していきます
- 喃語期(3ヶ月〜11ヶ月)
- 片言期(1歳〜1歳半)
- 命名期(1歳半〜2歳)
- 羅列期(2歳〜2歳半)
- 模倣期(2歳半〜3歳)
- 成熟期(3歳〜4歳)
- 多弁期(4歳〜5歳)
- 適応期(5歳〜)
イヤイヤ期が目立つのは喃語期の後半から成熟期までが多いです。
大体の年齢が書いてありますが、個人の成長の度合いによって多少前後します。
あくまで指標なので年齢は気にせず、成長の過程がどこまで行っているのか、次はどのようなことができるようになると良いのかを把握しておくと良いでしょう。
関連記事