ママからぜひ、パパへお願いしてみよう

今回、4つほど趣味を続けるヒントを紹介してみました。自分なりの趣味に合わせて、子育てと趣味の両立を考えてみてください。

ママが育休中であったり専業主婦であると、パパのほうが時間的自由度が高く(少なくとも外出する時間的自由は高い)、お財布もパパのほうが自由に使っていたりします。ママが育児休業給付金(休職前の給与の半分~3分の2)で家計をギリギリやりくりして趣味は断念しているのに、パパはいつも通りの趣味出費、では困ります。

子育てはパパママが話し合って解決すべきテーマがたくさんありますが、趣味についてもぜひ話し合ってほしいと思います。

特にパパはママが趣味をガマンしている実態に気がついていない可能性があります。「なんで分かってくれないの?」ではなく、どんどん声に出していくことが大切です。

このとき、相手の趣味を否定したり、全部停止するよう求めるところから話し始めてはいけません。話し合うことは互いの趣味を否定し合うことではありません。お互いに趣味をダウンサイジングしながら、でもあきらめずに続けていくポイントを見つけることができれば理想的です。

自分が自分らしくあるため、趣味を大切にしてください。子育ても趣味も両立できるパパママは、こどもの前でも素敵な笑顔でいられると思いますよ!

やまさき・しゅんすけ 「人生の幸せの問題は、たいていはお金の問題である」という考えのもと、お金と幸せについて考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。公的年金制度・退職金制度、投資教育が専門。Twitterでは毎日一言「お金の知恵」をツイートしてます。副業はオタクで、まちあるき、アニメとコミック、ゲーム好き。所属学会は東京スリバチ学会と日本年金学会