悪(ワル)の美術
アートもちょっとワルが魅力的
“悪(ワル)”をテーマにしたイベント「悪(ワル)の美術 アートもちょっとワルが魅力的」が大塚国際美術館で開催される。
神話や聖書に登場する悪役、魔女や悪魔などが描かれた不気味な作品から“悪(ワル)”な背景が隠された作品まで、好奇心を刺激する魅力的な絵画を取り上げる。
ギャラリートークやミステリーラリー、ハロウィン限定イベントなど、アートを楽しみながら魅力的な“悪(ワル)”と出会える内容を展開していく。
大塚国際美術館 学芸部 広報担当 山側千紘さんにお話を聞いた。
――開催の経緯を教えてください。なぜ“悪”をテーマにしたのでしょうか?
2015年上期(4月~9月)は“愛(いやし)”をテーマに、うっとりするイケメンや美女、愛らしい動物や美しい風景など、名画の持つ癒しのパワーに包まれていただこうという趣旨のイベントを開催 しました。
一方、下半期はまた違った名画の魅力を知っていただこうと、対照的な“悪(ワル)”をテーマにしたイベントをこの度開催する運びとなりました。
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