スーパーマリオランド2 6つの金貨(1992年10月21日発売)

マリオランドをワリオから取り返せ!

ゲームボーイで発売された『スーパーマリオランド』の続編。マリオの留守中にワリオに乗っ取られてしまったマリオ城とマリオランドを取り返すのが目的だ。本作がゲームボーイ最後のマリオが主人公のアクションゲームとなった。

キャラクターが大きくなり、ステージ数も増加し、セーブ機能を搭載するなど、前作から大幅な進化を果たしている。

スーパーマリオ64(1996年6月23日発売)

ポリゴンの箱庭を自由に走る、飛ぶ、泳ぐ

『スーパーマリオ』シリーズ初となるフル3Dのアクションゲームだ。登場するステージは、いずれもすべて3Dで描かれており、マリオを操って、このポリゴンの箱庭世界に隠されているスターを集めていくことになる。

発売時はまだ3Dゲームの黎明期だっただけに、立体で構築された世界を自由に走ったり、泳いだり、飛び回ったりできる感覚はほかにはないもので、当時のプレイヤーが受けた衝撃は非常に大きかった。

もちろん、今プレイしても十分に楽しい、3Dアクションの原型にして、屈指の完成度を誇る傑作中の傑作タイトルである。

スーパーマリオサンシャイン(2002年7月19日発売)

ファイアではなく水を使って冒険だ!!

作は『スーパーマリオ64』で好評を博した箱庭型の3Dワールドを引き継いでおり、水を使ったポンプアクションが特徴の一作だ。

物語はマリオがピーチ姫たちとバカンスで南国のリゾート地「ドルピック島」に訪れたところから始まる。マリオの基本的なアクションはそのままに、ポンプによる放水を使うことでより多彩な動きが可能になった。

対応機種はNINTENDO 64からニンテンドー ゲームキューブになったことで、より高いスペックに変化。特に本作で重要となる“水”の描写が美しく、多くのプレイヤーを唸らせた。

New スーパーマリオブラザーズ(2006年5月25日発売)

横スクロール型のニュースーパーマリオ!!

『New スーパーマリオブラザーズ』は、『スーパーマリオブラザーズ』の流れを汲んだタイトルのひとつ。ステージやキャラクターは3Dで描かれているが、既存のシリーズ同様の横スクロールアクションだ。

基本的な遊び方はこれまでと変わらないものの、ミニゲームなど、さまざまな新要素が追加されており、シリーズ経験者でも新鮮な気持ちで遊ぶことができる。

そのクオリティの高さが評価され、優れた作品を讃える日本ゲーム大賞(2007年度)の年間作品部門にて優秀賞を受賞した。