臨江街夜市では羽根付き小籠包を
臨江街夜市の一押しは冬でもタンクトップ姿で羽根付き小籠包を焼く店主のいる『上海生煎包』だ。ふわふわの皮、パリッとした羽根、アツアツをかじると中から肉汁がほとばしる。
『上海生煎包』(シャンハイシェンジェンバオ)
台北市臨港街と基隆路の交差点 TEL:0936-195-718
14:00~24:00 無休
夜市めぐりの後、ちょっと一杯
日本が連休の頃、台湾はかなり暑い。夜市で屋台めぐりをした後はビールが飲める店へ移動するのもいいだろう。
寧夏夜市の近くなら、ガチョウ肉の店がおすすめだ。日本ではあまりお目にかかれないガチョウ肉は、台湾では酒の肴として定着している。
ギュッと締まった噛みごたえのある肉質とほどよい脂がビールによく合う。
寧夏夜市から歩いて行ける『雙連鵝家荘』は、深夜近くまで営業しており、店主は日本語も話せるので何かと安心。地元の酔客に混じって夜ふかしを楽しめる。
野菜炒めやシジミの醤油煮といったサイドメニューも充実している。
『雙連鵝家荘』(スアンリェンアージャージュアン)
台北市民生西路205號 TEL:02−2557−6709
17:00~23:30 日曜休
臨江街夜市で一杯飲むのに最適なのが、牡蠣やエビのバーベキューが楽しめる『海味烤生蠔』だ。
夜市のメイン通りから一歩入った路地にあり、台湾の離島、澎湖産の甘みたっぷりの牡蠣を炭火焼きで出してくれる。
お目当ては業務用冷蔵庫で冷やされた台湾ビールだ。冷蔵庫から客が自分で持って来て飲めば、会計時に店員が計算してくれる。
この店では夜市の他の屋台で買ったものも持ち込める。小籠包でもスイーツでも気になった食べものと、この店の牡蠣をテーブルに並べれば、ちょっとした夜市酒場が楽しめる。
『海味烤生蠔』(ハイウェイカオシェンハオ)
台北市通化街57巷10-7號 18:00~24:00 無休
※本コラムの筆者・光瀬憲子が、2019年7月から名古屋の栄中日文化センターで台湾旅行入門講座を行います。日程は2019年7月17日、8月21日、9月18日、10月16日の計4回。いずれも第3水曜の15:30~17:00です。内容やお申し込み方法など詳細は追って、Twitterなどでお知らせします。