不倫は人の道に外れた関係。

続けているときはあまり考えなかったことも、関係が終わると改めて自分のしてきたことの意味を突きつけられます。

「本当に別れて良かったな」と思うのは、後悔とともに「もう繰り返さない」という自信を持てたときです。

どんな瞬間に不倫を終わらせて良かったと思うのか、聞いてみました。

1. 堂々と「彼氏がほしい!」と言える

「彼氏はいるけど既婚者だったので、友人たちには『男なんていらない』と言い続けていました。

周りからは『一生おひとりさま?』とか言われても本当のことは口にできないし、辛かったです。

別れてから、やっと堂々と『彼氏がほしい!』って本音を言えるようになって、合コンにもバンバン行ける自分が嬉しかった。

身が軽くなったというか、不倫って窮屈なんだな、と改めて思いましたね」(26歳/サービス)

交際していても、決して公にはできないのが不倫です。ずっと彼氏なしで恋愛にも興味なしと思われるなんて、寂しいですよね。

「まともな彼氏がほしいと思う自分を認められる」とこちらの女性は笑って言いました。

2. 自分の都合でスケジュールを決められる

「不倫していた頃は、会う約束も何でもあっちの都合に合わせないといけなくて、先に入っていた予定をキャンセルすることもありました。

それで仕方ないと思っていたけど、別れてからは誰の都合も気にせず何でも決められる自由をすごく実感して。

彼から『もう終わろう』って言われたときはすごく悲しかったし辛かったけど、立ち直ってみるとこれが普通なんだよな、としみじみ思います」(29歳/総務)

家庭のある男性とのお付き合いは、約束も相手の都合に左右されることがほとんど。

こちらが会いたいときでもかなわない、また会えたとしても男性の事情に合わせないといけないのは、窮屈ですよね。

付き合っているときは我慢できても、何でも自分で決められる今の自由が当たり前なのだと、終わってから気が付きます。

3. カップルを見ても嫉妬しない

「結婚した男友達と不倫していたけど、どれだけ仲が良くても普通のカップルみたいに外の世界を楽しむことはできない現実がつらかったです。

周りの友人たちが幸せそうに過ごしているのを見てもうまく割り切れず、嫉妬ばかりする自分が嫌になって別れました。

一人になってから、友人たちを見ても嫉妬より『私も頑張ろう』って思えるようになりました」(31歳/配送)

自分では幸せな交際だと思っていても、不倫は普通のお付き合いとはまったく違います。誕生日などのイベントも普段のことでも、人前で話せないのは想像以上のストレスです。

ほかのカップルに嫉妬ばかりするようなつながりは、決していい関係とはいえませんよね。