おすすめパンを実食!

最初に食べたのは、「とろーりチーズパン」(380円)。

このパンには、十勝産のチーズを厳選している。

十勝産ではなくても、それぞれのチーズを単体で食べる機会は多い。たとえば、ハンバーガーショップでは、ハンバーガーにチェダーチーズを使うことでコクを出している。

「とろーりチーズパン」には、十勝川温泉水で磨かれたモールウォッシュラクレットチーズ、ゴーダチーズ、モッツァレラ、カマンベール、パルメザンチーズ、クリームチーズ、以上6種類の十勝産チーズを配合することで、より複雑で奥深い味に仕上がっていた。

家に持ち帰り、温め直せば、チーズのより芳烈な香りを愉しめるはずだ。原稿を書いていて、買って帰らなかったことを大いに反省しています。

「コロッケパン」(250円)は、ソースたっぷりが嬉しかった。そのコロッケは、十勝産ジャガイモと牛肉を使用。十勝産ジャガイモのコロッケはホクホク。パンとの相性も完の璧であった。

あんパンは、「十勝つぶあんパン」と「十勝こしあんパン」(すべて145円)があり、こしあんを選んだ。十勝は小豆の産地。その小豆を自社で炊いた、なめらかなあんこが絶妙。あんパン・ファンはぜひ試してほしいなあ。

「小松菜のキッシュ」(1/8カット250円)。

ブリオッシュ生地の小麦は、もちろん十勝産。生クリームと鶏肉も十勝産。小松菜は地元国立産。ジャガイモも入っていたが、これもおそらく十勝産。いうなれば、十勝と国立のコラボキッシュ。しっとりとした食感が心地よく、誰もが喜んで食べてくれる味だった。