カラフルな衣装でシャボン玉とダンス!
昼の部「しゃボンおどり、色彩をまとって泳ぐ」
そろそろ始まるかな? と思っていたら、突然ターレット(市場などで走り回っている、小さなトラック)乗って大巻伸嗣さんが登場。うしろにはシャボン玉を作り出す機械が乗っています。
しゃボンおどりがスタート。東京藝大出身のアーティストユニット「くるくるチャーミー」と地元の日本舞踊の先生との振り付けによる、オリジナルの盆踊りです。
“ふわりふわり ほらきえないで
きらりきらり きみにふってくる
あそぼあそぼ ほらみていてね
ひかる 負けずぎらい つかまえて(ほい)”
どこか切なさも感じさせるやわらかい歌詞は、メモリバの企画・運営を支える有志ボランティア「大巻チーム」と、演出家の阿部初美さんによるもの。歌と演奏に合わせ、大人も子ども一緒に踊っていました。
機械からはシャボン玉が放たれ、踊りを盛り上げます。
しゃボンおどりが終わると同時に、「シャボン玉エリア」にあるタワーから勢いよくシャボン玉が出てきました。子どもたちがいっせいに駆け寄ってきます。
空に昇っていく、無数のシャボン玉。お父さんの肩車に乗った子どもたちも、楽しそうに見つめています。
シャボン玉の機械や送風機をあやつる「大巻電機 K. K」は、小学生の父兄によるソフトボールチーム「千寿リーグ」と、東京電機大学の学生がともに活動しています。
空に浮かんで消えていくシャボン玉を見ていると、なんだかほっこりした気持ちになりました。
千住のご当地グルメにシャボンわたあめ!?
地域の方々による食べ物屋台エリア。すりみ揚げパンや千寿葱ピクルス、玉こんにゃくなどのメニューが並んでいました。
どれを食べようか迷ったあげく、千住魚河岸ねぎま鍋をいただきました。さかなのダシがきいています。(マグロではなく、メカジキのハラスが使われているそう)
ピンクとブルーのシャボンわたあめが子どもたちに大人気。20分待ちの行列ができていました。十数年ぶりに食べたわたあめの味はとてもやさしい甘さで、名前のとおりふわりとシャボン玉のように口の中で溶けていきました。