ぱんの種類は5種類!
そんな魂のこもったぱんの種類は、現在5種類。
- 食ぱん1斤 270円
- 丸ぱん5個 180円
- ぶどうぱん 250円
- バナナぱん1斤 470円
- 黒ぱん 小240円 大990円
(各税込)
黒ぱんは新発売で、全粒粉を使ったぱんだそう。
すべて、ぱん生地には北海道産小麦、白神酵母、沖縄産自然塩、果糖、水しか使われていません。バターはもちろんのこと、牛乳や卵も入っていないのです。
田中さんによると、冷凍・解凍で味の変わるものが入っていないことが特徴。例えばバターは、冷凍・解凍で変性するため味が変わり、結果、ぱんの味も変わるといいます。
子どもたちの反応は?
他のパン屋さんに並ぶパンとはちょっと違う、素朴なぱん。保育園や子どものいる家庭にも届けているといいますが、子どもたちにはどのぱんが人気なのでしょうか?
田中「子どもたちには丸ぱんが人気ですね。一番食べやすいんだと思います。ぶどうぱんも人気ですが、レーズンが苦手な子もいるので」
子どもたちからは、どんな感想が挙がっているのでしょうか?
田中「正直、直接お会いしていないのでわからないのですが、よくお母さんからのメールで『子どもがぱくぱく食べています』というような内容をいただくことはあります。
また一回、小学校くらいのお子さんが『噛むのがめんどくさい』と言ってたとお母さんから聞いたことがあります(笑)」
噛むがめんどくさいとは!どういうことなのでしょうか?
田中「うちのパンはバターが入っていないので、しっかりしていてよく噛む必要があるんです。昔のパンに近いですね。
特に小学校に上がると、給食のバターやマーガリンが入っているぱんを食べる習慣ができるので、違いを感じるのだと思います」
子どもへの“食育”の思い
ぱん工場 寛のぱんは、子どもだけでなくお年寄りから大人まで、さまざまな人に食べられているといいます。そのような中でも、子どもに対してはある思いがあるそうです。
田中「小学校以上の子は、どうしても、給食などでいつも食べているパンと比べてしまいますが、保育園生や幼稚園生は、まだそういったぱんを食べた経験が少ないので、抵抗がないみたいです。
ですから、小学校に上がる前に、何も入っていない、うちのぱんを経験して、それをベースにしてほしいなと思っています」
パンに入っている材料のアレルギーが心配な場合や、健康や食育を重視しているママは、ぱん工場 寛のぱんは、一つの候補になりそうです。