子どもが産まれて数カ月間は、夜はまさにママにとって試練そのもの。
双子の場合は、やっと1人が寝たと思ったら、もう1人が泣き出して、寝たほうがまた起きて…と、ママはまともに寝ることができない日々が何日も続き、終わりが見えない毎日に疲れ果ててしまいます。
そんな時、おしゃぶりを口に入れてしまえば、泣き止む赤ちゃんもいますが、おしゃぶりも効果なしという赤ちゃんも多くいることから、おしゃぶりがいざというとき頼りになるわけでもありません。
おしゃぶりに頼らず、夜泣きに打ち勝つためにはどうしたらいいのか?実際に双子を育てるママは、こうやって工夫しているようです。
ミルクのタイミングを変える
双子の場合は完全母乳は難しく、人工乳を使う場合も多いでしょう。この人工乳(ミルク)を夜こそ使いこなしましょう。
ミルクは母乳より腹持ちがよく、逆に母乳は消化が早く、その分お腹が空くのも早いというのは聞いたことがあると思いますが、実際赤ちゃんを育ててみて実感したかたも少なくないはず!
だからこそ、寝る前に母乳をあげるのではなく、ミルクをあげてみましょう。
ミルクを飲ませるタイミングを寝る前にするだけで、2人まとめて寝てくれる確率がグンと上がりますよ。
太陽の光をたっぷり浴びる
双子を連れての外出は大変ではあるものの、外に出て太陽の光を浴びて、自然風に当たる。そんなちょっとしたことが、夜泣き対策にはとっても効果的です。
短時間の外出でも赤ちゃんにとってはものすごく刺激的に感じ、ほどよく疲労感を与えることができます。
また、日中にしっかり太陽の光を浴びると、昼と夜の区別を早い段階でつけることができるので、夜中になってもお目目ぱっちり!寝る気配がなくママを困らせるなんてこともかなり減ります。
近所を20分、30分とわずかな時間でかまいませんので、ぜひお散歩に出かけてみてください。
お腹をマッサージしてみる
赤ちゃんは、お腹が空いたとき、おむつが汚れた時だけ泣くのではなく、暑いとき、寒いとき…色んな不快感を泣いて教えてくれます。
その中の一つに、お腹の不快感があります。ガスが溜まっていたり、便秘や下痢気味だと、赤ちゃんも大人と同じように苦しくて泣くのです。
目安として「ウンチの出が悪いな〜」と思ったら、スキンシップを兼ねて、お腹を“の”の字に優しくマッサージしてあげてみてください。意外や意外、ぐっすり眠ってくれたりします。
赤ちゃんにとって、ママの手は安心であり最上の癒し。寝る前にお腹をマッサージしてあげて、不快を取り除いてあげてくださいね。