「すっごい効果があるんです!」と言われているものでも、正しいタイミングで、正しい使い方をしなければ、こちらが望むような効果を得ることはできません。

特にこの時期欠かせない家電になってきている“加湿器”は、「間違った使い方をしている方が多い」と、家電ベンチャー『cado』の中村和弥さん。

「とりあえずつけとけばいいんじゃない?」と間違った使い方をしていては、正しい効果を得られないどころか、逆効果にもなりかねないのです。今回は、ありがちな間違った使い方をピックアップ。正しい使い方とともにレクチャーしていきましょう。

1. 部屋の真ん中に置く

部屋全体を加湿するために、部屋の真ん中に加湿器を置いているご家庭は多いのではないでしょうか? 確かに、部屋の真ん中に置いた方が均等に部屋を加湿できそうですからね。

しかし、中村さんによれば「設置場所は、エアコンの真下がベスト」なんだとか! 部屋の真ん中に置いてしまうと、どうしてもその周りしか加湿されず、ミストが部屋全体に循環しないそう。

「エアコンの下に設置すれば、風に乗り、ミストが部屋全体に行き渡るんです」と、中村さん。今すぐ、エアコンの風に当たりやすい真下に、加湿器を移動しましょう。