4.赤と黒!新スパイダー・スーツ
そして最後に登場する新スパイダー・スーツです。
よーくみると赤と青から、赤と黒になっています。
予告等から判断するにピーターが、トニーの相棒でもあったホーガンと一緒に作った新たなスーツです。恐らくですが、赤と青のスーツより機能はアップしているがアイアン・スパイダーほど戦闘能力の高いアーマーではない感じです。
今回はトニーことアイアンマンを失ったピーターの成長物語でもあります。
その過程においてピーターは決して自分が次のアイアンマンにはなれない(あるいはなるべきではない?)と気づくのではないでしょうか?
だからトニーがくれたスーツとはデザインもスペックも変えたかった、彼なりのトニーからの卒業を意図したデザインとも言えます。
今度のスーツも脇下から羽が出て滑空します。
このギミックは前作『スパイダーマン:ホーム・カミング』にもありましたが飛行能力はアップしているようですね。ロンドンはNYほどビルがないので蜘蛛糸スィングでの移動が難しいから移動手段として有効なのでしょう。
また水の近くでの戦いですから耐水性も増している?この赤黒バージョンのスーツは「Superior Spider-Man」というコミックのシリーズにも出てきます。
先のブラック・スパイダーマン・スーツもそうですが、スパイダーマンのスーツに黒が入るときは、結構、スパイダーマンの身に大変なことが起きるエピソードが多い。
なので、この先の映画シリーズもスパイダーマンことピーターに波乱の展開が待っていることを示唆しているのかもしれません。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』あらすじ
ピーター(トム・ホランド)は夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。
しかしそこに待っていたのは、元S.H.I.E.L.D.長官であるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)だった。
迫りくる新たな脅威を察したニックは、その戦いに向けてスパイダーマンの力を必要としていたのだ。
目の前に立ちはだかる圧倒的な敵にピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。
ヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは、“火”や“水”など自然の力を操るエレメンタルズ。
ニックは異次元から来たというミステリオ(ジェイク・ギレンホール)をピーターに引き合わせ、彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。
そしてこの戦いに、ソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。ピーター=スパイダーマンはこの厳しい戦いにどう立ち向かうのか――
今、世界は彼に託される・・!
6月28日(金)世界最速公開中!『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(原題:Spider-Man:Far From Home)』 全米公開:2019年7月2日