え、これのどこがディズニーなの!?……なんて声が聞こえてきそうですが、いまディズニーはマーベルを、子どもたち向けに次世代ファン育成プロジェクトを立ち上げてまで猛プッシュ。
実はマーベルは、2009年8月にウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下となっています。
ミッキーフレンズでもディズニープリンセスでもない、マーベルのヒーローたちですが、広い意味でディズニーキャラクターの一員なのです。
「日本よ、これが映画だ。」で物議! 映画『アベンジャーズ』を覚えてる?
マーベルってなんぞや、という方は、2012年に公開された映画『アベンジャーズ』のキャッチコピー、「日本よ、これが映画だ。」を覚えているでしょうか。
当時、上から目線すぎる、と一部で物議を醸した、あの『アベンジャーズ』がマーベルです。
ちなみに『アベンジャーズ』は、世界興行収入15億ドル以上という、歴代SFアクション映画の中でも最高傑作のひとつ。
これほどまでに評価されるのには、理由があります。
全映画がリンクするマーベル・シネマティック・ユニバース
マーベルの映画の最大の特長は、2008年『アイアンマン』から最新2017年11月3日公開『マイティ・ソー バトルロイヤル』まで、すべてが “一つの世界の物語” として描かれている点です。
マーベル・ヒーローたちが存在する世界を「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼びます。
「キャプテン・アメリカ」「アイアンマン」「ハルク」「ソー」など各ヒーローごとに、個別に映画が製作され、それぞれの物語が掘り下げられるのですが、端々で他のヒーローの存在が示唆されたり、言及されたりします。
街を守る「スパイダーマン」から、宇宙を守る「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、神秘の世界を守る「ドクター・ストレンジ」まで、すべてが同じ世界の話なのです。
MCU全ヒーローが集結するアベンジャーズ
マーベル・シネマティック・ユニバースに登場するヒーローたちがチームを組んで、強敵に立ち向かうクロスオーバー超大作が、「アベンジャーズ」シリーズです。
フェーズごとにそれまで個々で活躍していたヒーローたちが集結する、言ってみれば、通常ではあり得ないような “お祭り” 。
2012年『アベンジャーズ』、2015年『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、そして2018年4月27日には、最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開が控えています。