「これでいいのだ」は最強の言葉!

安齋さんは、講義中もインタビュー前も「すみません」と謝っていたので、私は思わず「今日も遅刻したんですか?」と聞いてしまった。
すると「いいえ、小象さんとの待ち合わせには遅刻しましたが、今日はちゃんと来ました」とニッコリ。

安齋さんの言っていた「すみません」は、「ボクのためにわざわざすみません」という意味だったのだとその時に気が付きました(笑)。

それでは、みうらさんとは全く違うタイプの安齋さんに「バカ」について聞いてみました。※ちなみにフォークシンガー小象さんも同席してくれています(笑)

――今日の受講生の反応はどうだったと思いますか?

安齋さん:あの、小象さんがいたので……。小象さんは、フィクションじゃないですか。

――はい。

安齋さん:たぶん、ボクの言ってることもウソだと思われてるとおもうんです……ほとんどウソです(笑)。

――えっ? 今日話したことですか?

安齋さん:真実よりも時にはフィクションの方が面白いですからね(笑)。

――さっき受講生に感想を聞いたら「怒られてもいいんだ」って言ってましたよ。

安齋さん:本当ですか?(笑)

――はい、私もそう思いました(笑)。

安齋さん:困ったな(笑)。赤塚先生ってすごい言葉を発明しましたよね。これでいいのだ……って、いいわけないーーー!!(笑)

でも、その一言で救われるっていうね……人生時折「これでいいのだ」って時ありますよね。それが正解かどうかってわからないからでしょうきっと。世代を超える強さがあるのがすごいし、こんなにポジティブな言葉もないですよね。っていうか、今の話(遅刻話)をした後に話すことでもないんですけど(笑)。