3.自分にとって最善の方法を探す

人は一人ひとり体質も違えば、向いている減量法も違います。世にあふれるダイエットの俗説や専門家の意見に影響を受けすぎるのではなく、自分に合うやり方を探すことが大事だと与沢さんは話します。

「ダイエットは生命にも関わることなので、多くの専門家の意見を聞きました。たとえば、月に4kg以上痩せてはいけない、炭水化物は抑えるが少量は必ず摂るなど、いわゆるダイエットの鉄則をアドバイスされました。

でも、結果的に大半は無視しました。自分で試してみて、合う合わないを確かめると、それらには必ずしも自分にとっての信憑性があるわけではないとわかります」

毎日本気でダイエットに取り組む中で、「今日はこの方法を試してみよう」「今日は昨日試したあの方法の結果が出ているか確かめてみよう」と、細かく見直しを続けることで、その方法が自分に合ったものか、そうでないかがわかります。

何も考えずに続けるのではなく、自分の体を使って試しながら実験していくのが、与沢さん流のやり方です。

本書では「食べずに、鬼動く」「初動65日間での炭水化物カット」「断食」など、与沢さんが取り入れてきたダイエット法が多数紹介されているので、ぜひ読んでいただきたいです。

不退転の覚悟で向き合った与沢さん流ダイエットは、本書で「私には合っていたのかもしれませんが、他の方に合っているとは限りません」とご自身が綴っています。

自分の体と対話しながら挑戦してみてください!

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。