どうやって偏食を直すのか
もう、おわかりでしょうか?
偏食を直す最適な方法は食べたくなるように仕向けることです。
人が美味しそうに食べていたら人は食べたくなります。ですから、子どもの口に「食べろ!食べろ!」と苦手なものを押し付けるのではなく、ポパイがほうれん草を食べるように「この人参、なんて美味しいんでしょう」と子どもも前で親がパクパク食べているのを見せているだけでいいのです。
来る日も来る日もこれを続けてください。
そのうちに「なんだか美味しそうに食べているな。ちょっと僕も食べてみようかな」と思うようになりますよ。
よく、家では好き嫌いしているのに保育園の給食では周りに釣られて何でも食べていたりします。
又、上の子は食事をさせるのに苦労したけれども、下の子はほったらかしていたのにも関わらず上の兄弟姉妹がパクパクモリモリ食べるのを見て、いつの間にか何でも食べるようになることはよくあります。
偏食を直すには嫌いなものを無理強いしないことです。食べたくなるように仕向けることです。
“馬を水辺に連れて行くことは出来ても飲ますことは出来ない”という英語のことわざがあるように、口元に持って行っても喜んで食べるようにはなりませんからね。
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