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ちなみに、今日の反省を促す言葉や怒りや悲しみを連想させる言葉は避けましょう。また、差し迫った深刻な希望や願望、極端に嬉しかったこと、絶対に成功しないといけない夢なんかも避けた方が良いでしょう。それは、深刻すぎて悲しい結果を逆連想したり、嬉しすぎて興奮したりしてしまうからです。このような状況は、交感神経を活発にしてしまいます。副交感神経が活発な状況でないとα波の脳波は出ません。
たとえば
- 大好きな彼からのプロポーズ → 嬉しすぎてその時のことを考えただけで興奮して眠れなくなる
- 資格試験の合格 → 不合格だったらどうしようと不安で眠れなくなる
- 手術が成功しますように → 手術の失敗や病気の悪化を連想して不安で眠れなくなる
- 明日の商談は成功する → 商談の失敗を連想するして眠れなくなる
~etc
もちろん超楽観的な性格で、不安や逆連想に悩まされる心配のない方の場合は、NGワードではありません。
もしカップルやご夫婦なら、相手の顔を見て「おやすみ」とか「明日は○○に行こうね♪」と言った感じで、お互いの顔を見て楽しい会話を囁き合う方が一層のリラックス効果が期待できる場合もあります。効果の高い方をお試しくださいね。
眠れない時は、思い切って起きてしまおう!
夜中に目覚めてしまって、付箋を眺めても寝付けずに、「眠れない……もう○時……!?」と時間が進むのを確認するような状態になってしまった時は、思い切って起きて別の部屋に行きましょう。
時計が進むことで眠れない時間を認識し、それだけで焦り、かなりのストレスとなります。その結果、脳が無意識のうちに興奮していき、どんどん目がさえてしまいます。
こんな状況では、自己暗示ワードをいくら読んでも、意識は時計の針が進む音に集中してしまって効果は期待できません。
それに、毎日そんな状況では、「ベッドのある寝室は眠れない場所である!」と自己暗示をかけ、脳にインプットさせているようなものです。すると、どんなにリラックスした状態であったとしても、寝室に入ったとたんに緊張して目がさえてしまうことも!?
こんな怖いことになる前に、別室で改めてリラックスできるような状況を作りなおしましょう。
「寝室は『良質な睡眠の空間』」です。
リラックスできるお勧め行動
- ホットミルク(はちみつ入り)他カフェインやアルコールを含まない温かい飲み物を飲む
- ヒーリングミュージックを聴く
- 読書
- 好きな香り(アロマ等)で満たされる
- ヨガや座禅
- リラックスできるようなことを思い描いてみる(瞑想の世界に身を置く)
熱中するようなこと、楽器を弾く、運動する、パソコンやスマホの画面を見るようなことは、目がさえてしまいますので避けましょう。ぼうっとしていてもできることがお勧めです。
一旦起きてぼうっとしていると、不思議とだんだん疲れたような眠いような気分になりやすいものです。そんな気分になったら寝室に戻りましょう。