冬はベッドが冷たくて、なかなか寝付けないなんて人も多いことでしょう。
そんなとき、焦って「羊の数(眠りに誘う呪文)」を数えても、ますます眠れなくなってしまいます。

人の睡眠は寝つきにかかっています。寝つきが良いと、初めから深い睡眠に入れて、あとは目覚めるまで気持ち良くぐっすり眠れるのです。

反対に、寝つきが悪いと、いくら長時間眠っても、眠りが浅くて睡眠不足になってしまいます。
そこで今回は、「自己暗示ワード」で寝つきを良くする快適な睡眠法をご紹介しましょう。

驚きの「付箋」睡眠法とは?

「床に就いた時に目に入る場所に、自分が落ち着くような言葉を書いた特大の付箋などをたくさん貼って床に入ると寝つきが良くなる」という研究データがあります。

これは、寝つきの良くない人が、目に入った付箋の言葉を読んでいるうちに脳がリラックスして、自然と睡眠状態に入れたのです。

リラックスした状態でないと、脳内がα波で満ちたウトウト状態にはなりません。付箋の言葉を読んでいくうちに、脳が言葉通りの気分になって(自己暗示にかかる)、脳内がα波で満たされていったというわけです。

付箋に書くお勧め「自己暗示ワード」とは?

では、実際に書く「自己暗示ワード」はどんな言葉が良いのでしょう?
「自己暗示ワード」というと難しそうですが、好きな言葉なら何でもいいのです。できればプラス思考をイメージさせる言葉、あるいは自分の幸せな状況を具体的にイメージできるような言葉がお勧めです。

楽しいこと、嬉しかったこと、好きなもの、大切な人の名前、夢や希望etc……。そのWordから生まれるイメージが、脳内をα波で満たしてリラックスさせるのです。

~たとえば?~

  • 楽しい♪
  • 愛しい or かわいらしい
  • 宝物
  • 大好き! or 大丈夫!
  • ○○君(or ○○ちゃん)(大好きな人の名前、ペットの名前)!おやすみ♪
  • プリン(好きなもの)を食べる
  • ふなっしーが踊る(意味のないこと)
  • ねば~る君がやってくる(意味が無いこと)
  • 嬉しい 青空 希望 太陽(好きな言葉)
  • 好きな歌手の名前や歌詞やポエム
  • ゴッホ シャガール(好きな絵)
  • あさが来た(好きなドラマの題名)
  • こんにちは! or こんばんは!
  • オードリー・ヘップバーン
  • チャップリン

こんなふうに自分の好きな言葉を思いつく限り書いてみましょう。くだらないことの方がいいのかもしれません。深刻な内容ではない夢や希望、意味の無い言葉の方がリラックス効果が高いようです。