でも、この約2年。SKEのファンの方、全員じゃないのはもちろん分かっているけれど、ファンの方にも、メンバーにも、“自分がSKEで、どういうことをしたいか”っていうのが、やっと今、皆の気持ちに浸透していっているときだったかなと思うんです。

私は、何か“形”にするようなことができた実感はなかったんです。だけど、なんとなく、自分の中では、発表がこのタイミングであったことは、よかったんじゃないかなって思います。

もちろん、長くいればいるほど、SKEのファンの方から愛されると思うし、メンバーからも愛されると思うのは承知しているけれど……でも、やっぱり、自分の人生をもう1回歩き直すには、“25”は節目として、ぴったりなのかなと思っているんです。

ーー“卒業発表の緊張の1日”を終えた後はどうでしたか? 脱力感で一気に“顔が老けちゃった”のだとか。

そうなんです。2日間休みがあったんですけど、マジで家から一歩も外に出ませんでした。本当は、発表した翌日に、優子と才加と一緒に「スノボしに行こう!」って、言ってたんです。だけど…ドタキャンしちゃいました。

それまでは「行く、行く!!」って言ってたんだけど。「もう、疲れすぎちゃってゴメンね」って言って。

ーーそもそも、年末で過密なスケジュールでしたもんね。発表の日を迎えるまで大変だったのではないですか?

発表までの数日は、ホント~に本当に疲れましたね。ちょうど、AKBの10周年公演があって、AKB紅白のリハとか、握手会があって、スケジュールも結構詰まっていたし。

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