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夫が活躍できる場を作る
夫に対して、妻が先回りしてあれもこれも尽くしてしまうと、男性はやることがなくなってしまいます。妻はよかれと思ってしているのですが、出番のなくなった夫は「自分の出番はどこ?」と、自分が役立てる場所を探して、外に行ってしまうのです。
夫たちは、人にやってあげることが快感で、幸せを感じています。もし、仕事も家事も子育ても完璧にこなしているのに、夫に褒めてもらえない、自分を女性として見てもらえない、話を聞いてもらえないのだとしたら、夫がヒーローになれる空間と場所を作ってあげましょう。
「私が愛されていると感じる方法はね~」と、してほしいことをリクエストすればいいのです。一度言っただけでは忘れてしまうので、何度も言っていいんですよ。ただし、イライラをぶつけても聞いてはくれません。やさしく、できればまろやかに伝えたいですね。
夫の気分に振り回されないようにする
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人は誰しも、気分のよいときと悪いときがあります。夫の機嫌が悪く、落ち込んでいたら、そのまま放っておきましょう。
「お前のせいだ!」と、怒鳴る場合もあるかもしれませんが、真に受ける必要はありません。彼の都合で機嫌が悪いのであって、あなたのせいではありません。自分を責めることは絶対にやめましょう。
「なんで機嫌が悪いの?」と、聞くことは、夫の甘えを助長するだけです。「人のせいにしないで!」とピシャリと言って、部屋から出てもいいのです。もし、妻が家を出てしまっても、最後には必ず戻りましょうね。出たままでは、仲直りもできませんよね。
自分を幸せにすることに集中する
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休みの日は、ゲームばっかりとか、二日酔いでゴロゴロしてばかりなど、やる気のない夫の姿を見ると、なんとかなしなければ…と不安になったり、イライラしたりしてしまいますよね。「ああしたら、こうしたら」とアドバイスのひとつもしたくなりますが、放っておいてあげましょう。
芦澤さんのご主人も、最初の10年はやる気のない方だったそう。その経験から、「夫が変わったら、幸せになる」のではないことを学ばせてもらったと話します。
自分の幸せにだけ集中していると、「夫が変わらない」などと言って、夫をコントロールしなくなるとか。妻の意識が変わると、不思議と夫もチェンジするときがくるようなので、人生を長い目で見ることも大事なのかもしれませんね。
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「結婚は、夫婦それぞれが幸せになる、自分への旅のような気がします」と、芦澤さん。夫を変えようとするのではなく、小さなことの繰り返しの日々のなかで、妻の考え方や行動を変えてみると、自然と夫の反応もよい方向へと変わっていくようなんです。
とはいえ、「自分を変えようと意気込まなくてもいいんですよ」と、芦澤さんは補足します。家庭も仕事もうまくいくことを目指して、やってみたいなと感じたものから試してみてください。