Check(評価)
計画を立てて実行に移したらいよいよ評価のときです。果たして最初に決めたやり方が、ふたりにとって正解だったか、対面で話し合って見直しを行います。
具体例を挙げてみましょう。たとえば最初に、「毎日の夕食作りは私、お風呂掃除とトイレ掃除が彼氏」とルールを決めていたとします。しかし、彼氏が帰宅するのが遅く、お風呂掃除やトイレ掃除も自分が巻き取る日が多かった…。
そんな状況があったなら、計画(理想)と現実にギャップが生じていたということ。それについてどう感じていたか、どうすればギャップを埋められるかを双方が意見を出し合って話し合います。
彼氏の帰宅時間を早めることができないなら、代わりに朝すべき仕事をやってもらったり、休日の家事を多めにやってもらったりするなど、別の方法を考えてみましょう。
振り返りをするなかで、ふたりにとって不満がたまらない、ふたりにとってベターなやり方を導き出すことが欠かせません。言いたいことを我慢せず、ざっくばらんに話し合うことを大事にしてください。
Action(改善)
続いて、振り返りを経て見えてきた別のやり方を実行に移します。前とは違うやり方なので、異なる発見や気づきを得られる可能性大。それも同じく一定期間続けてみて、再度評価の時間を設けます。
やり方を変えてみてどうだったか、ふたりにとってストレスはなかったか、といったあたりを話し合ってみてください。このサイクルを繰り返し行いましょう。
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うまくいっている、長続きしている同棲カップルは、自分たちの共同生活のやり方を常に振り返り、より良い暮らし方を探っています。
同棲はひとり暮らしではなく、ふたり暮らし。ふたりで“心地いい”を意識して構築していくことで、ふたりで暮らす幸せや喜びをより深く実感できるはずです。