子どもを褒めたいし、できれば叱りたくないと思っていても、目の前の子どもは、まるで叱られるために行動しているのかと思うくらい、次から次へとやってくれる。
日々子どものやんちゃに振り回され、朝から晩まで怒鳴ってばかり…なんて親も多いのでないでしょうか?
子どもを愛していればこそなのに、こんなに怒ってばかりだと愛情が伝わらないのではと不安になってしまいますね。
そこで、お勧めしたいのが、子どもが「自分は親から愛されている!」と実感できる、親のちょっとした習慣です。
親から愛されていると日々感じることができていれば、子どもはどんなに叱られても、それを学びとして吸収できます。
今日は、『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、子どもが「自分は愛されている」と実感できる親の習慣についてお話します。
ここぞという時にスキンシップをとる
子どもが生まれた時から、続けてほしいことが、スキンシップです。子どもにとって、スキンシップは最強の愛情表現です。
子どもが3,4歳くらいになると、スキンシップはどうしても減りがちになりますね。時には子どもも恥ずかしがったり嫌がったりします。
赤ちゃんの時のようにベタベタを触ることはできなくなっても、ここぞという時にしておけば大丈夫です。
たとえば、褒める時に頬に両手をあてるとか、抱きしめるとか、手を握ったりする。
叱る時や叱った後に、手を握ったり、肩に手を置いたり、抱きしめる。
学校や幼稚園に行く時や帰ってきた時に、抱きしめたりハイタッチをする。
子どもが、恥ずかしがったり嫌がったりしだしたら、無理強いせずストップして構いません。