子どもの目を見て挨拶する
大人でも、視線を合わせず挨拶されたら、あまりいい感じがしないですよね。義理で挨拶しているのかと思ってしまいます。
子どもも同じです。目を見てもらえなければ、どうでもいいのかと感じてしまいます。
朝晩の挨拶は、しっかり目を見て「おはよう」や「おやすみ」を言いましょう。
また、学校に行く時は、玄関まで出て目を見て「いってらっしゃい」と声をかけましょう。幼稚園や保育園などの場合は、送迎バスや園の玄関でなど、別れ際に目を見て見送ってあげましょう。
子どもにとって、自分に視線を向けてくれるかどうかというのは、大人が考える以上に重要なことなのです。視線を合わせての挨拶は、親がしっかり自分を見てくれているのだという安心感につながります。
短い時間でも、子どもの話を“聞く”
共働きなど、親が忙しくしていると、子どもの話をゆっくり聞いてあげられなくなりますね。でも、たとえ短い時間でも、幼稚園や学校であったことなどを聞いてあげましょう。子どもは報告したいことをいっぱい持って帰っているのです。
その際は、子どもの話を批判したり、非難せずに楽しんで聞くことが大切です。「ヘ~そうなの?」と相槌を打つだけでも十分です。
時間がある時は、親の話もちょっとしてみましょう。小学生くらいになると、あまり学校の話をしなくなるかもしれません。そんな時は、親の失敗談などを話してあげると、子どもも自分の失敗談も話しやすくなります。
子どもの話を聞いてあげることは、子どもに起こる出来事に関心があるということを示しているのです。くれぐれも子どもの話にケチをつけたり批判したりしないでくださいね。逆効果になってしまいますから。
まとめ
スキンシップを取ることも、目を見て挨拶することも、子どもの話を聞くことも、決して特別なことではありませんね。日々ちょっとした時間に自然にできることですから、ぜひ習慣づけてください。
子どもが「親から愛されている!」と実感できていれば、どんなに厳しく叱っても大丈夫です。
愛情ある親からしっかりしつけられることは、誰のためでもない自分のためなのだと、子どもは必ず理解します。