わくわくするような世界の中で男の子たちと学園の謎を解明しつつ初恋を
――学園ストーリーに加え、魔法や七不思議といったファンタジックな要素をメインコンセプトにした理由をお聞かせください。
学校と言えば、どのような学校でも七不思議ってありますよね。
噂されているけれど本当にそれを見たり体感した人は少ないとは思いますが、誰もが一度くらいは七不思議に興味を持ち学校生活の中でわくわくするような楽しい時間があったと思うんです。
魔法も同じで、どこか七不思議に通じるところがあるんじゃないかと考えていたので、『Goes!』では七不思議がある魔法学校を舞台に、わくわくするような世界の中で男の子たちと主人公がその謎を解明しつつ初恋をする、そんな楽しい時間を描ければと考えました。
――魔法を恋愛描写に絡めて描くイベントグラフィックは、まるでアニメを観ているようで、とても楽しめました。演出面でこだわった点はありますか?
本作では、様々なキャラクター立ち絵やイベントスチル、背景を用意しましたが、可能な限り魔法が関わるものは効果をつけさせていただいたり、植物に関わる背景では時間差分(昼・夕・夜)だけではなく、成長差分を用意したりしました。
イベントスチルのキラキラ等の効果を担当したスタッフとフェアリーの飛び方や魔法陣の光り方について打ち合わせをしたことが懐かしいです。
――音楽も非常に印象的で、目も耳も楽しませてくれるゲームだと思いました。作劇面に続いて、音楽面でのこだわりをお聞かせください。
音楽面は、サウンドプロデュースをZIZZ STUDIOにお任せしました。
いとうかなこさんが歌うテーマ曲『Teenage Grimoire』は、ドラマCDでもゲームでも聴いた方を一気に『Goes!』の世界に引き込む魅力があると思っています。
更にゲーム中に流れるキャラクターのテーマ曲は実は3パターンあります。シーンに合わせた使い分けをお楽しみいただければ!
いとうかなこさんとワタナベカズヒロさんのデュエットでお届けするエンディングテーマ2曲も必聴です!