寒暖差アレルギーを発症する理由
寒暖差アレルギーの原因は、気温の寒暖差のせいで起こる自律神経の乱れです。個人差があるものの、一般的にだいたい7℃くらいの温度差があると、自律神経の対応が難しくなるといわれています。
春に向けて日に日に最高気温は高くなっているものの、まだまだ朝晩の気温が低く、日中との気温差が大きいので、この時期、寒暖差アレルギーに悩む人が多くなるのです。でも、どんなに気温の変動が大きくても、寒暖差アレルギーにならない人もいます。
一般的に、痩せている人、筋肉の少ない人、自律神経が乱れやすい人が寒暖差アレルギーになりやすく、男性よりも女性の方が寒暖差アレルギーに悩んでいる人が多いのは、この特徴に該当する人が女性に多いからでしょう。
花粉症や風邪との違い
花粉症や風邪の症状にも似ていますので、間違ってしまうことも多いのですが、対策の方法が異なりますので、違いを知っておきましょう。
花粉症との違い
- 花粉症:目が充血する/寒暖差アレルギー:目は充血しない
- 花粉症:鼻水や痰が黄色い/寒暖差アレルギー:鼻水や痰は透明
風邪との違い
- 風邪:鼻水や痰が黄色い/寒暖差アレルギー:鼻水や痰は透明
- 風邪:熱が出る/寒暖差アレルギー:平熱
ときに過労や睡眠不足で一時的に体温が、普段の平熱よりも下がってしまうことがあります。そんなときに風邪をひくと、微熱が出ているのに、平熱だと思ってしまうかもしれません。
免疫力が弱っている時やウイルスの種類によっては、熱が出ない風邪もありますので、体温だけではなく、鼻水や痰の色で判断するのがお勧めです。
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