現在通っている習い事に飽きた

深い理由はなく、単純に「今の習い事に飽きた」という場合は、上記の「興味や趣味の変化」同様に、もうしばらく様子を見てみてください。

子どもが感じている「飽き」が、果たして一時的なものなのか、本当に飽きてしまったのかは、すぐに分かるものではありません。一定期間、子どもの習い事の様子や、家での様子を観察しながら「辞めさせるべきか」を検討してみてください。

身体の不調

身体の不調が原因で習い事を辞めたがっている場合は、なるべく子どもの身体を優先させ、「辞める」「長期間休む」といった対応を検討してください。

子どもにとって、体の不調は心身の負担でもあります。習い事を継続できるような心身状態ではない場合は、習い事の継続は適切といえません。

無理強いをさせず、まずは子どもの回復を最優先させましょう。

習い事を辞めさせるべきか見極めた後の対応

習い事を辞めさせるべきか見極めた後、どのような対応が適切なのでしょうか。

教室・スクールを変える

人間関係や講師との相性が原因で習い事を辞めたがっている場合は、習い事のジャンルはそのままに、教室やスクールだけ変えることをおすすめします。

習い事そのものを楽しんでいるようであれば、ぜひ今後も継続させてあげたいところ。近隣で別の教室・スクールがないか探してあげてください。

継続期間を設定して様子を見る

継続期間を設定して、少し様子を見てみましょう。

とくに「趣味が変わった」「飽きた」などが理由の場合は、本当に今後もう一度夢中になることがないか、一応確認する必要があるでしょう。

「あと3ヶ月」「あと半年」など、期間を設けて子どもと相談しましょう。

思い切って辞めさせる

思い切って辞めさせることも一つの手です。

辞めたがっているところを、無理に通わせても、成長する見込みは低いのが事実。やる気がない中「ただ参加しているだけ」「言われたことをやっているだけ」という、受け身な姿勢になってしまうのです。

子どもの様子を見て「本当に習い事が楽しくなくなったんだな」と感じた場合は、思い切って「辞めさせる」という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。

現代は、習い事に通う子どもが珍しくありません。しかし、習い事に通う子どもの中には「辞めたい」という気持ちを抱えていることも多いです。

ママは、まず子どもの気持ちに耳を傾け、我が子に合った選択を検討してみてください。