猫。愛らしい姿で私たち人間を癒してくれる存在です。猫がモチーフの小説、絵画、漫画やキャラクター等挙げていったら、キリがありません。大昔から、猫は愛されてきました。
「そんな猫に手軽になれてしまう」と1年程前から大人気のアイテムがあります。それが「mimic(みみっく)」という猫耳ウィッグブランドです。ウィッグに猫耳が付いていますが、違和感のない自然な作りで簡単に猫になれちゃうと大ヒット。持ち込みイベントでは毎回完売となっています。
この作者が、コスプレイヤーのnon(のん)さんです。
そこで今回は、これまであまり語られて来なかった猫耳ウィッグの生誕の裏側などを語って頂きました!
猫耳ウィッグ製作の裏側
――猫耳とウィッグをコラボさせたきっかけは何でしょうか。
自分で猫耳や動物の擬人化のコスプレをした時に、別で付ける形だと納得が行きませんでした。ウィッグと一体化をどうにかできないかと、どうにか試行錯誤をしたのが始まりです。
ウィッグを売り始めたのはちょうど1年前程前になります。
――実際どの様に作っているのでしょうか。
元のベースを作って、ウィッグにはわせて作っています。具体的には、秘密ということで(笑)
――猫耳ウィッグを着用すると、どのような気分を楽しめるとnonさんは思いますか。
この猫耳ウィッグを付けることで、ただ耳を付けるよりも猫へのなりきり度が上がって楽しい気分が味わえると思っています。
買って下さった方々の中には、コスプレをしたことがない方やコスプレをしたことないけど可愛いから買ってみたという方もいらっしゃるので、このウィッグはコスプレイヤーの方だけでなく、コスプレをしたことがないサブカルチャーが好きな方々にも受け入れて頂けているのではないかと感じています。
また、基本的に自分でこのウィッグを作ったとさえ言わなければ、ウィッグのアレンジはその方にお任せをしています。
そのため、Twitterに上げられた写真を見ると、私服に合わせたり、ウィッグを染めたり、耳の一部にキリで穴を開けてピアスを付ける等をして楽しんでいる方もいらっしゃいます。様々なアレンジを見ることができて、私もそういった使われ方をすることをとても嬉しいなと感じています。
――猫耳ウィッグはリアル感がありますが、制作にあたり、どのような点にこだわりましたか。
猫耳ウィッグは、全て手作りで作っており、きちんと頭から生えているというリアル感とバランスにこだわって作りました。
――この形に落ち着くまで、何回作りましたか。
5~6個程ウィッグを無駄にしたとは思います。一度耳を付けてしまうと、やり直しが効かないので……。