nonさん自身について
――他にどういった作品を制作されてきましたか。
3年程、コスプレROM写真集をメインで活動をしてきました。そのため、こういった創作動を始めたのは猫耳ウィッグを作り始めた1年程前からになります。
――フェチ界隈でnonさんがお好きなファッションやアイテムを教えてください。
自分で着たり見るのならば、キャットスーツや光沢のあるラバー素材の様なぴったりした素材の衣装が好きです。
また、自分には似合いませんが、最近流行りの猫下着やレースリミテーション(レースがあしらわれた拘束ランジェリー)も可愛いなと思います。これは、猫耳ウィッグに直結してしまうのですが、猫耳ウィッグが色々なものに合わせられるなと思ってしまうのですよね。誰か猫下着と猫耳ウィッグを合わせてくれないかな、って。
猫耳ウィッグは最初自分が付けるために作り始めて、今では売る様になりました。自分が着ることができない衣装や可愛い系の衣装、そして自分が思い付かない様なコーディネートなどで、猫耳ウィッグを付けてくれたら嬉しいなと思います。
――nonさんから見て、どういったサブカルチャーのファッションが流行っていると感じますか。
Realiseさんのフロントジッパー競泳水着や猫下着など、やはりエロに直結するものは流行っていると感じます。
そしてそこに絡んでくるのが、絵師(イラストレーター)さんの存在だと思います。絵師さんが良いなと思って、それをイラストで描いて広めることで、女の子だけでなく、その方をフォローしている男性がそのコミュニティに入ってきて、その方々が女の子達のファンになっているのかなと。
色々な人の食い付きがあって、始めて流行るのだと思います。
今後の猫耳ウィッグの展開
――フェチ×ファッションという点で、今後どのような作品を作りたいですか。
猫耳ウィッグで色と形の展開を増やしていきたいです。例えば、金色や銀色のウィッグは作りたいなと思っています。
ただ、猫耳ウィッグは全て1人で一点一点手作りしており、また自分のコスプレROM写真集の制作と同時進行でやっているため、一気に作ったりすることはできないので、ゆっくり出していく予定です。
また、イベント限定で奇抜な色の猫耳ウィッグや様々な動物のケモ耳ウィッグを発表していきたいと考えています。
――猫耳ウィッグの今後の発表場所は。
今後は、4月17日の名古屋コスプレ同人即売会Nagoya Cosplay Exciting!、5月5日の東京コスホリックを予定しています。
――最後に、どういった方に猫耳ウィッグを付けて欲しいと思いますか。
コスプレイヤーか否か問わず、そして男女問わず誰でも気軽に付けて欲しいです。ハロウィンの仮装が一般的になってきたので、一般の方にも付けて頂けたらと思います。
付けるだけで手軽に猫の気分になれちゃう猫耳ウィッグ「mimic」。貴方も試してみてはいかがでしょうか。