NU’EST 撮影:山本宏樹 左からアロン、ベクホ、ミンヒョン、レン、JR(ジェイアール)
2012年に“10代の代弁者”として校内暴力や社会問題を歌った『FACE』で韓国デビューして4年。全員が20代となった2016年の韓国最新ミニアルバム『Q is.』で、彼らは“女王を守る騎士”に変わった。
韓国出身の5人組ボーイズグループ、NU’EST(ニューイースト)が、ゴールデンウィークに大阪と東京(1日@NHK大阪ホール、3日・4日@東京・恵比寿ガーデンホール)で開催したライブシリーズ「2016 NU'EST LIVE~SHOWTIME4~」は、この『Q is.』の世界観をフィーチャーしたデビュー4周年ライブという位置付けのもの。
暗くなった会場に荒野の風の音が響き渡ると、剣を携え黒のマントをまとった騎士たちが会場内を行き交う。これまでのライブとはまったく違う、演劇のような世界観に冒頭から引き込まれる。
メンバーによる日本語のナレーションが、騎士の生きる世界を語り、『Lost & Found』が始まる。客席の中に置かれた小島のようなステージにいる騎士にスポットがあたると、立っているのはロングの黒髪のレンと金髪のミンヒョン。その意外な登場に客席からは驚きに声が上がる。
ステージ上に騎士が集合すると『Q is.』のリード曲『Overcome』でソリッドなR&Bを聴かせたが、このアルバム『Q is.』はR&Bを核に“大人っぽさ”“男の色気”という、彼らの新な一面をクローズアップしている作品。ライブ全体にもそれらの感覚が貫かれている。
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