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エッジの利いたバンドサウンドで人気急上昇中の男性6人組・Xdinary Heroes(エクスディナリーヒーローズ)。『韓流ぴあ』2026年1月号の単独インタビュー記事に収まらなかったコメントを“エクスディナリーエピソード(特別編)”としてお届けします!

豪快かつ緻密に作り上げたサウンドは海外でも高い評価

2021年に颯爽と現れた韓国発のボーイバンド・Xdinary Heroes。ツインギター/ツインキーボードによる豪快なサウンド、迫力のあるリズムセクション、力強いボーカルで熱狂的なファンを獲得してきたが、その個性的なスタイルは海外でも評価は高く、ロック界のブライテストホープとして熱い視線が注がれている。

2026年1月に待望の来日公演(10日・11日=大阪・GORILLA HALL OSAKA、13日・14日=横浜・KT Zepp Yokohama)を行うことが決まり、日本での活動も充実してきた彼らに『韓流ぴあ』はインタビューを実施。

主な内容は本誌2026年1月号に未公開カットも含む必見フォトとともに掲載されたが、ここでは各メンバーのキャラクターや魅力がよりストレートに伝わってくる発言を紹介したい。

——皆さんは2025年10月下旬、7作目となるミニアルバム『LXVE to DEATH』でカムバックしました。今回の活動で印象に残ることはありましたか?

Gun-il:とある音楽番組に出演した日、雨が本当にたくさん降っていて、しかも風も強く寒い日だったんです。にもかかわらず、僕たちを応援するために外で並んで待ってくれたVillains(ファンダムネーム)の皆さんを見て、本当にありがたいと思いました。今でもその光景を思い出します。

O.de:今回のアルバムに収録されている『Lost and Found』のレコーディングをすべて終えた直後に、みんなで一緒にモニタリングをした時のことが記憶に残っています。徐々に歌に引き込まれ、感情が高まり、泣きそうになりました。

——バンドとしてはどのような点を重視してサウンドを制作しているのでしょうか?

Gaon:最初に聴いた時に“良い音楽だ”と思ってもらえることが何よりも重要だと考えています。曲の方向性を決めてサウンドメイクに着手する時やレコーディングする時は、細かい部分一つ一つを逃さないように心掛けています。各楽器のバランスもとても大切だと思っています。そういったところにも細心の注意を払いながらサウンドを作っています。

Jun Han:僕は各楽器の音がはっきりと聞こえる楽曲になるように気を付けています。それぞれがベストだと思うタイミングで音が鳴り、鮮明かつ華やかに調和する時、もっとも美しいバンドサウンドが完成すると思います。

Jooyeon:今の自分が心惹かれるジャンルとスタイルをその都度学び、楽しみながら作業しています。

——どのメンバーも確かなテクニックとセンスを身につけている印象があります。何がきっかけで楽器(もしくは音楽)を始めたのでしょうか?

Gun-il:教会でドラムを叩く兄の姿がかっこよく見えたので始めました。

Jungsu:単純に歌うことが幸せだと実感して音楽を始めたんです。でも、次第に果てしなく広がる音楽の魅力にはまり、自身の成長の過程で感じる痛みが後押ししてくれたのだと思います。

Gaon:中学時代に読書部に入っていたのですが、少し退屈だと感じていた時に仲の良い友達が入っていたバンド部に興味を持つようになりました。ある日、急に思い立って同部を訪ねて「僕もバンドをやりたい!」とお願いすると、たまたまギタリストの席が空いていたのがすべての始まりです。本格的に音楽を始めたのは、現在の所属事務所(JYPエンターテインメント)に入って、この仲間たちと出会った時からですね。

O.de:僕はJYPエンターテインメントの練習生時代に、事務所の関係者に勧められてバンドを始めました。

Jun Han:ふと耳にした〈音楽は楽しくてすてきだ〉という歌詞がきっかけとなり、音楽を始めました。

Jooyeon:キム・グァンソク通り(韓国フォークのレジェンド歌手の出身地・大邱(テグ)にある観光名所)を歩いていた時に、たまたま路上ライブを見てフォークソングの魅力にハマりました。それからアコースティックギターを弾きながら歌うようになったんです。

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