6月30日に日本ニューシングル『Amnesia』をリリースした韓国出身の5人組バンドN.Flying。韓国でもデビュー6周年にして初のフルアルバム『Man on the Moon』をリリースした彼らに直撃! ここでは、約1時間半のロングインタビューから本誌に載せきれなかった番外編をお届け。『韓流ぴあ』8月号(7月20日発売)と合わせてお楽しみください♪
——6月7日に韓国で1stフルアルバム『Man on the Moon』をリリース。リード曲『Moonshot』のミュージックビデオの裏話は?
ジェヒョン:白い大きなスクリーンに強く照明を当てると影が大きく出るじゃないですか? それを使って、撮影の合間は影絵をして遊んで過ごしました(笑)。
——影絵は誰が一番上手でした?
スンヒョプ:ジェヒョンが一人でやっていました(笑)。
(ドンソン、そっとジェヒョンを指す)
ジェヒョン:ドンソンも一緒にやったじゃん~!
チャ・フン:ライブの時とか、モニタースピーカーに足を乗せて演奏するとカッコよく見えるし、メンバーみんなが好んでよくするんです。MVのセッションシーンでも目の前にちょうどよさそうなボックスがあったので、“あれに足をかけて演奏したらカッコよくなりそうだ!”と思って足を乗せてみたら思ったよりすごく高くて(笑)。諦めたという裏話があります(笑)。
フェスン:今回の撮影現場では、7年目に突入したということもあり、以前より場慣れしたなと感じました。それだけ年を取りましたが、現場の活気はむしろ前よりもアップしていると思います。撮影に慣れたことで、長時間の撮影にも疲れにくくなったようです。そういった点で成長したなと個人的に感じました。
——『Man on the Moon』は全曲の作詞作曲にメンバーが参加。スンヒョプさんは『Amnesia』も手掛けていますが、曲作りで大切にしていることは?
ドンソン:ビートです! リズム感とグルーヴを一番大切にしています。たぶんこれは僕がベースを弾いているからだと思います。
――どんなビートが好きですか?
ジェヒョン:(こそこそ声でドンソンに向かって)ジェヒョン兄さんのビート! ジェヒョン兄さんのドラムのビート!
ドンソン:あはは(笑)。個人的にはミディアムテンポが好きです。あまり速過ぎると演奏が難しくなるし、ジェヒョンさんも忙しくなってしまうので(笑)。
スンヒョプ:僕は歌詞が一番大切だと思います。僕たちの物語や伝えたいメッセージを曲として残してこそ、何年か経って聴き直した時に、あの時はこんなことを思っていたなと思い出すことができるから。メッセージを伝えることができる歌詞は、特に大切な部分だと思っています。日本語の歌は、まず韓国語でガイドを作って、どんな思いを込めたのか、何を伝えたいのかを日本の作詞家さんやFNC JAPANの方たちに説明をします。そして、相談をしながら僕たちの思いが伝わるように自然な表現に翻訳してもらっていますね。