幼い子どもがいたり、仕事に行かなければならないのに朝寝坊してしまったり…。メイクにかける時間がほとんどないけれど、小奇麗に見えるメイクがどうしても必要なママ。
高速メイクなのに時間をかけたメイクのように見える方法を、ヘアメイクアーティストchihoさんが教えてくれました。
道具はたった3つ!場所だって選びません
今回ご紹介するメイク法は、道具はたったの3つ。しかもどれもポーチに入れておける程度のもので、ベースメイク・眉・アイシャドウ&ライン・チーク・リップの5点をしっかり抑えた方法です。
3つの用意するものとは『クッションファンデーション』『眉パウダー&眉ライナー一体型ペンシル』『リップチーク』になります(chihoさん)
ベースメイクのしかた
時間がなく焦っている状態の時、ファンデーションをやみくもに顔全体に塗っても、隠したい所が全く隠れてなかったり、塗りムラが出来てしまう事が多いんです。
短時間で綺麗にベースメイクをするためには、隠したい所と塗らなくても大丈夫な所を見極め、その境目をなじませる方が、ずっと綺麗な仕上がりになります。
そこで、短時間ベースメイクにうってつけなのが、化粧下地と日焼け止め、ファンデーションが1つになったクッションファンデーション。
これひとつでベースメイクが完成することから、超特急メイクに最適コスメなんです。
大抵コンパクトにミラーとクッションが入っているため、手を汚すことなく、隠したい場所を的確に素早くカバーできるところがいいんです。
しかも、クッションファンデーションには、美容液が多く入っているものが多いため、他のファンデーションに比べて肌馴染みしやすく、時間がなくてもぼかしやすく、上手にぬれなくても、見た目分かりにくいのもおすすめなんです。
それにクッションファンデーションは、パウダーも不要だから、その分時短にも繋がります。
早く綺麗な塗り方は、まず顔の中心にある毛穴の目立つ鼻や両頬、シミのある箇所といった隠したい場所に、トントンとスタンプ押すような塗りかたで塗布します。
隠したい部分だけ先に塗り、他の部分はクッションに残ったファンデーションで、スタンプ塗りしてる所としていない所の境目を、ぼかすようになじませましょう(chihoさん)
目もとメイクのしかた
眉はしっかり描こうとすればするほど、老けて見える眉が完成してしまい、焦って時間がない中なら、なおさら大げさ感も出てしまいます。
ベースメイクと同じく、描くところ、描かないところのメリハリが大切です。そこで必要なのが、眉パウダー&眉ライナー一体型ペンシル。
まずは眉パウダー側を使って自眉をなぞったら、そのまままぶたの上に、ブラウンアイシャドウとしてつけます。
次に眉ライナー側を使って眉が本当に必要な箇所だけを描いたら、そのまままぶたのアイラインとして、ラインを描いてしまいましょう。
アイブロウメイクで使用する色は、顔の影に最適なカラーなので、アイシャドウとして代用しても違和感なく使えるんですよ(chihoさん)