鈴木「トークシリーズ、第二回です!前回記事 《(元)漫画家のヨメが語る! この「育児マンガ」がすごい》 が結構好評だったんですよ。本当にありがたいことです。記事を読んで、お気に入りの育児漫画をツイートしてくださった方もたくさんいらっしゃいました。」

Chacco「うんうん、感動したね!こんなに反響が来ると思ってなかったです。」

鈴木「『最近の赤さん』をご紹介したら、作者のとよ田みのる先生ご本人がツイッターで反応してくださったり…。」

今回もよろしくお願いします!

Chacco「とよ田先生に、私が絵を描きました~ってアピールしたかった!とよ田先生の作品、『ラブロマ』からずっと読んでるんですよ…。それにしても、なかなか緊張するんですね。はじめて旦那の仕事に共感と理解を感じたよ。」

鈴木「えーっと、それまでは何だと思ってたんだろう(笑)。」

超共感できるのに、なんだかシュール!『きみといつまでも』

鈴木「さてさて、キリがないので本題に参りましょう!まず、ネット経由、ツイッターで人気になった作品をご紹介します。あおむろひろゆき先生の『きみといつまでも 泣き虫おとうちゃんの子育て500日』。

もともと、いろいろなサイトで掲載していた漫画記事が衝撃的で、あおむろ先生に注目していたらツイッターで育児漫画を発表しだして…。」

Chacco「そうそう、借りた部屋が酷かったシリーズとかね!屋根からおじさんが落ちてくるとか、家の前でヤンキーがたまってるのを蹴散らしたとか…。妄想さんに、読め読めって言われてて、一時は、あおむろさんネタが、家庭の会話の6割占めました!

この作品も、本になる前から、「見てみて!」って私にツイートを見せてくれていたね。」

鈴木「もう、すごく共感できる内容。で、お父さんの子どもに対する愛情とか、裏腹な寂しさ、みたいなものが、よく描かれているように思うんだよね。」

Chacco「この作品は、あるある系の四コマだよね。さらに、赤ちゃんと僕、というフォーマットはとよ田先生の『最近の赤さん』と似ている。でも、違いがあるとしたらなんだろう?」

鈴木「うーん、あおむろ先生は、シュールなセンスみたいなものが特徴的だよね。あとは、独特の間かな?自由な感じと、自己ツッコミというか、自分が常に笑わせる対象になってる。すごく関西っぽいかもって思うな。勝手な関西イメージだけど。」

Chacco「赤ちゃんの面白さも書いてるけど、同時にあおむろさんのキャラが立ってて、自分自身もオモシロおかしく、お父さんの不遇さを笑って!というエンタメ性もあったり。」

鈴木「あと結構、笑わせるだけじゃなくて、泣かせるというか、グッとくるところもあるよね。赤ちゃんが産まれた日の話とか。そこも結構魅力だと思うなぁ。」

Chacco「うんうん、そういう回をいい塩梅で差し込んでくるよね!一歳になった時に号泣した話も良かったな。うちも、一歳の誕生日に号泣はしないけど、涙目ぐらいにはなると思うよ。」