平日昼間から飲んでいる、6つ子に遭遇!

佐賀県広報広聴課「サガプライズ!」担当の中島さんの挨拶の後、「おそ松さん」の主役である六つ子が登場。扉が開くと、そこでは平日の昼間から個室で飲んでいる、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松が! さすが二―ト!

個室にぎゅうぎゅう詰めで座っている六つ子たち。なんだかカワイイぞ。コラボ飲食店の取材はこれまでにいくつかしてきたが、こうした店内でキャラクターたちが座っている様子を見られたのは初めてかも!? 世界観そのままで素敵な企画だ。

さらに、6人それぞれポーズや動きの特徴がよくとらえられていたのも印象的。レジェンド的落ち着きを見せる、長男・おそ松。容赦なくイタイポーズを繰り出す、次男・カラ松、特に目立った動きはない、三男・チョロ松。常に姿勢が悪い、四男・一松、一人だけ立ち上がり大騒ぎ、五男・十四松。シャッターを切るたび異なる可愛いポーズをする、末っ子・トド松。

さが松り居酒屋先行販売限定コラボグッズコーナーもあった。クリアファイルのほか、オリジナルパッケージの佐賀の名産品を購入できる。

・ふじ川の魚ロッケ(藤川蒲鉾) 300円(税込)

・松原おこし(麻生本家) 400円(税込)

・松葉サイダー(小松飲料) 200円(税込)

おそ松葉サイダーを飲んでみた。古代中国では仙人の薬、万病の薬といわれた松葉。松汁(松葉エキス)が入ったサイダー。色はちょっと黄色っぽくて、匂いはほとんどしない。はちみつも入っておりまろやかな甘さ。

青臭い(松くさい?)のかと思ったが、全くクセはない。飲んだあと、ほのかにハーブのような香りが。これが松の香か。とても飲みやすい。

コラボカフェなどのメニューというと、キャラクターの色やフォルムを意識していることが多いが、ここでは佐賀の名産品が全面にでている。それでいながら六つ子のそれぞれの個性が生かされており、佐賀の特産メニューにうまく落とし込んでいると感じた。

おそ松さんの世界観にひたりつつ、佐賀の魅力を体感できる。正直、これまであまり注目したことがなかった佐賀だが、メニューを食べたり、店内のポスターを見たりしているうちに、どんどん興味がわいてきた。

佐賀・唐津では、スタンプラリー、ラッピングバスなど、さまざまなおそ松さん関連イベントが予定されている。もちろん、最初はおそ松さん目当てでも良いが、実際に足を運べばさらなる佐賀の良さを見つけられそうだ。

取材/篠崎夏美

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