3.1人暮らしをはじめる
筆者の周囲では、実家暮らしが長い女性が、1人暮らしをはじめた途端に結婚するパターンがとても多いです。
実は、ここ最近の男性は結婚にかなりシビア。なかには、意中の女性に対して「家事ができるか」「自立しているか」をチェックしてからアプローチするなんて人も。
そのため、婚活の場でも「1人暮らししたことある?」と尋ねてくる男性は少なくありません。
とくに筆者の友人の中には、親元を離れて「1人で生きよう」と思い1人暮らしをはじめる30~40代の独身女性が後を絶ちません。ただ、なぜか男性からは「1人暮らし=自立している、家事ができる女性」という認識を持たれるため、かえって婚活でモテるケースが増えています。
女性も、いざ1人で暮らしてみると、1人で生きることの大変さを痛感したり、「毎日1人でご飯を食べるのは寂しい」との思いが募り、今まで結婚しようと考えなかった女性でさえ、結婚を考えるようになるケースも珍しくありません。
1人暮らしを始めることで、改めて気づいたり感じることは多々あります。長年の親元暮らしで「私は1人でも生きていけるだろう」と高をくくっている女性は、あえて1人暮らしを体験してみましょう。家賃、光熱費、生活費がかかることの大変さや、家事を1人でこなさなければならないことに苦労し、「結婚したい」と改めて感じるようになるかもしれません。
4.追っかけをやめて結婚相談所に登録
宝塚ファンのB子は、宝塚の男役がまさに理想。合コンや街コンに行くことはあれど、どうしても男性をステキと思えず、「素敵な男性じゃなければ結婚しない」と決めていたそう。
やがて、恋活の場に宝塚のような男性はいないと知り、一時は1人で生きていこうと考えたそう。
やがて、B子は両親からも「結婚しなさい」と言われるように……。B子の年齢は、既に35歳。婚活するなら少しでも急いだ方が良いでしょう。
両親はB子の将来を心配し、なんと結婚相談所に勝手に資料請求。最初は「結婚相談所なんて絶対に嫌」と思っていたものの、会費は両親が全て払ってくれると聞き、とりあえず登録だけしてみることに。
すると、医師、弁護士などエリート会員がたくさん登録していることに気づき「思っていたより悪くない」と感じたB子は、結婚相談所でいいなと思う人と会うことに決意。
その後お見合いは成功し、高収入のエリート男性と無事成婚しました。今では、すでに宝塚の追っかけはしておらず、夫と、夫との間に生まれた子供と日々を楽しく暮らしているそうです。
もしB子の両親が結婚相談所の資料を請求していなければ、きっと今頃B子は独身のまま宝塚を追いかけ続けていたかもしれません……。
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女性は環境の変化によって不安を感じ、ふと「結婚」を意識することは多いです。焦ってからでは遅いので、独身女性は早めに婚活をスタートするのが得策です。