親から見るとゲームを禁止してもOKにしても成績に差はない!

気になるゲームと成績の関係はどうなのでしょうか。

1日の宿題、勉強時間を聞いたところ、平均81.4分となりましたが、内訳としてゲームを禁止されている27人の勉強時間は平均92.2分、ゲームOKの575人の勉強時間は平均80.3分と、ゲームをしている子も80分は勉強しており、ゲームをしながらも勉強は設けていることがわかりました。

そして、親に子どもの成績を聞くと「成績がよい」という回答はゲームが禁止とされている子の親で92.6%、ゲームOKの子の親で92.5%とほぼ変わらない結果になりました。「ゲームをすると成績が下がる」と考えるパパやママも多いかもしれませんが、意外や意外、ゲームをしていてもルールを守って勉強もきちんとしていれば、成績に大きく響くことはそんなに心配しなくてもよいのかもしれません。

ゲームは勉強やコミュニケーションに役立つ!?

家族との1日の会話時間を聞いたところ、ゲーム禁止の子は71.4分、ゲームOKの子は80.5分となりました。また、「友だちや仲間が多い」という回答の中では、ゲーム禁止の子は74.1%、ゲームOKの子は80.7%と、「ゲーム」はコミュニケーションの1つのツールとなっていることが考えられます。

また、親のほぼ全員が子どもにルールを守ってゲームを楽しんでほしいと考えていることがわかりました。

ゲームをしていると時間がどんどん経ってしまうものですが、ルールを守っていれば、勉強とも両立することができます。またコミュニケーション力や集中力を高めたり、直接勉強に役立つ知識を得ることができるゲームもありますので、「ゲーム=無駄な時間」と決めつけずに、上手に取り入れて行けるとよいのかもしれませんね!

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。