いつも私が旅に行くと「いいなぁ」と言っていたので、韓国旅行へ行くとなったときに、いつも一緒に海外に行く方も一緒だった安心感もあって、「ママもたまには一緒に行こうよ」って、言ったんです。

兄も「こんな機会はなかなかないんだから、たまには一緒に行けば?」と言って。この言葉に背中を押されて、ママも一緒に旅行に行きました。ママ、浮かれてたなぁ。チャミスル(韓国の焼酎)をおいしそうに飲んでました(笑)

でも、ママは若者スケジュールのなか、よくがんばった! 出発便は夜中で、韓国に到着したのは朝の4、5時。とりあえずスパみたいなところでシャワーして、仮眠をとって。そこから午前中はがっつり1日歩き回って、いろんな所へ連れて行って。

スケジュールがハードだったからか、帰国してからはちょっと体調崩してた(汗)。でも、楽しんでもらえたからよかったなぁ。

--何度行っても楽しい場所ですか?

楽しい! やっぱり好きな場所です。ファッションとかメイクとかワクワクします。韓国語はわからないんだけど、元々発音が好きなんです。語尾がかわいいんです。

--確かに、語尾に特徴がありますね。韓国の方が話す日本語にも、その特徴が出ていたりすることもあって。

そう! 私、それが大好きなんです! 今回、一緒に旅した男の子が、がんばって日本語をしゃべってくれるんです。もう、かわいくって。「そこ、ちょっと違うからこうやって言うんだよぉ〜」って、日本語のおぼつかない私が教えちゃう(笑)

私は韓国語をまったく話せないから、ずっと日本語をしゃべっていたので、すごくラクをさせてもらったけど、“皆、ちゃんと勉強しているなぁ”って、一緒に旅をした男の子たちから感じました。

男の子たちが「それ何ていう意味?」って、聞きながらメモしていて、“勉強家だなぁ”って思いました。私も「お腹空いた」とか「お腹いっぱい」とか、10個くらい韓国語を覚えてきましたよ!

--「お腹空いた」って、何て言うんですか?

何だっけ!? ペコッポヨ…、じゃなくて「ペコッパヨ」だ! 「お腹いっぱい」は、ぺブ、ぺブ…、「ぺブロヨ」です! ぺブロヨー!

一生懸命に日本語を話してくれた男の子もそうですが、スタッフさんたちもすごく素敵な方たちでした。

今回、ディレクションは日本のスタッフさんで、カメラや音声さんをはじめ技術チームは、皆、韓国のスタッフさんたちだったんです。どちらも最高なスタッフさんばかりで、過去“ベスト3”に入るくらいの素敵な現場にめぐり合えたと思っています。

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