今、もしプライベートなら、7、8時間かけて行く遠いところへ行きたいな。
--「お休みができたら、海外へ」という感覚は、パリ(第15回)や、アメリカ(第30回)旅行へ行く前にはなかった感覚ですね。
そうですね。
2017年にパリへ行ったとき、初めて海外の楽しさを知ったんです。それまでは“お金や時間をかけて、何で海外に行くんだろう”って思っていました。きれいな景色を見ただけで“何かを学んだり、吸収したりするものがあるのかな”って。
でも、誰もが知る場所に行くことによって「私もそこに行ったことがありますよ」って、日本に帰った後も話が広がったりするんだと感じたのは、初めてパリ旅行したときでした。そこから自分のなかで「海外熱」がわいてきたんです。それでロスやセドナにも行って。
セドナは、旅の話をすると必ずそこに戻っちゃうけど、また絶対に行きたい場所です。
あとはやっぱり、「行きたい、行きたい」と言ってばかりで、まだ実現していない、ニューヨークとラスベガスへ行きたいな。これから自分が役者さんとしてやっていくにあたって、1度はちゃんと、「行かなきゃいけない海外」として明確になった場所です。
ブロードウエイミュージカルや本場でショーを見てみたいです。ニューヨークとラスベガスは、“行けたらいいな”じゃなくて、
“行くんだよ佐江、ちゃんと!”
って、いう感じです(笑)
今、海外に行けば行くほど、吸収したくなるものが変わってくる感じがすごくしてます。
--旅を重ねるほど、吸収したいものが多くなるかもしれませんね。
そうですね。行きたいところも、見たいところもあり過ぎて「時間が足りないー!」って、なっちゃう(笑)
「いつ、どこで」っていう具体的なものはないけど、海外での生活もあこがれます。今までは、海外はあくまでも“旅行でいければいい”っていう考えで、留学とか、住むなんてまったく考えていなかったけど。
韓国や山梨の旅をしたことで、少なくとも3ヶ月くらいは違う国に住んで、語学を学ぶとかではなくて、生活をしてみたいと思いました。でもこれは、いつでもできることだから。今すぐ行きたいわけじゃなくて、結婚を飛び越えて、老後の楽しみっていうところです(笑)
--「ミラチャイ☆」連載で話した願望は叶うことが多いですから(第11回)、また未来に答え合わせをするとしましょう! 次回は引き続き、旅に関連した話題で、最近佐江ちゃんがはまっている? 「ダイビング」についてもお聞きしたいと思っていますよ。
はい!
--それでは今回も、ありがとうございました!
ありがとうございました!
次回の更新は、11/22(金)予定です。
撮影:山田大輔 スタイリング: 藤井エヴィ ヘア&メイク:大場聡美
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。