メインビジュアル

皮肉にも人類の歴史と切っても切れない関係にある「戦争」。
いまもなお、世界各国でさまざまなかたちの戦争が起き続けています。

戦後71年を迎える今年の夏、気鋭の現代アーティストたちによる「戦争画」をテーマにした企画展が開催されます。

フォトギャラリー【ギャラリー】参加するアーティスト23名の作品をギャラリーで見る
  • 会田誠  会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」(ミヅマアートギャラリー/東京/2016 )より
  • 亜鶴
  • エザキリカ
  • 遠藤一郎
  • 岡村芳樹

23人のアーティストが、“個人の表現”として戦争を描く

美術家・笹山直規氏がキュレーターを務め、総勢23名の現代アーティストが参加する企画展「現在戦争画展」が、8月5日 (金) から8月28日 (日) まで、阿佐ヶ谷・TAV GALLERYにて開催されます。

出展作家は下記の通り。

会田誠、亜鶴、エザキリカ、遠藤一郎、岡村芳樹、金藤みなみ、桜井貴、佐古奈津美、笹山直規、じゃぽにか、白藤さえ子、谷原菜摘子、TYM344、戸泉恵徳、中島晴矢、中山いくみ、根本敬、ハタユキコ、林千歩、藤城嘘、布施琳太郎、牧田恵実、李晶玉(敬称略)

若手からベテランまで、いずれも個性豊かな表現で支持を集める、23名の現代アーティストが集まりました。

会田誠 会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」(ミヅマアートギャラリー/東京/2016 )より
桜井貴 「プリキュア大戦図絵」(下書き 部分)2016

「現在」と冠して「戦争画」というテーマを扱うこの展覧会。
開催理由について、キュレーターである笹山氏は、

「本展に於ける「戦争画」とは、国家主導のプロパガンダだった既知のモノとは違い、各アーティストが個人の表現として戦争を描く、という内容になっています。白か黒かという単純な結論では語れないテーマに、性別も年代もバラバラな総勢23名の現代アーティストたちが挑戦します。過去から未来へと、一歩踏み出した美術展を目指して企画しました。どうぞご期待ください」

とのコメントを発表しています。

また会期中は、毎週土曜日の夕方から4組のグループに分かれてアーティスト・トークを開催予定とのこと。

2016年を生きるアーティストの視点を通して生まれる、“現代の戦争画”。

戦争という行為について改めて考える機会になりそうです。

現在戦争画展
会期:2016年8月5日(金)- 8月28日(日)
会場:TAV GALLERY(東京都杉並区阿佐谷北1-31-2)
電話:03-3330-6881
時間:13:00~20:00
休廊:水曜、木曜
Opening Party:2016年8月5日(金)18:00~20:00

出展 : 会田誠、亜鶴、エザキリカ、遠藤一郎、岡村芳樹、金藤みなみ、桜井貴、佐古奈津美、笹山直規、じゃぽにか、白藤さえ子、谷原菜摘子、TYM344、戸泉恵徳、中島晴矢、中山いくみ、根本敬、ハタユキコ、林千歩、藤城嘘、布施琳太郎、牧田恵実、李晶玉
キュレーター : 笹山直規

「これ、超ヤバっ!!」思わず叫ぶほど行きたくなる、すごい、見たことないイベント/ライブ。"ヤバい"は正義。ヤバければ、ジャンル、規模、無料/有料、販売経路、関係なくご紹介します。