3. 「嫌われたら」と思うと怖い
「ずっと前に、デートの帰りに道で抱きしめようとしたら『こんなところじゃイヤ』って言われて。たぶん部屋とかそういうシチュエーションなら大丈夫だったのかなと思うけど、一度嫌がられたらこっちからは動けません。
結局何もできずにいたらそれから『ハグもしないのは好きじゃないから』って言われて振られたけど、すごい置いてけぼり感はありましたね」(32歳/教員)
一度は手を伸ばしてみたけれど、そのときに冷たく拒否されてしまうと一気に自信を失うのが男性の本音。
愛情表現をしたくても、タイミングが悪かったり女性の気持ちが同じでなかったり、理由はあっても「次」のハードルは男性にはとても高く感じます。
嫌われたくない、と思うのは好きだからですが、拒否した女性のほうもそんな男心を理解する姿勢が必要ですね。
4. 女性からサインをくれるのを待っている
「そういうタイミングって女性のほうからサインをくれると思うので、ひたすら待ちます。男から手を出したら『ガツガツしている』とかすぐ言うでしょ?」(25歳/営業)
「体目当てって思われたくないので、彼女が誘ってくれたときに触る。こっちだってキスとかエッチもしたいけど、彼女のサインを見てからのほうが動きやすいから」(33歳/公務員)
「ガツガツしていると思われたくない」「体目当てと言われたくない」。多くの男性から聞きますが、それが進むと今度は女性からのサインを待つのが当然、のような考え方になるようです。
その気になったら彼女のほうから動いてくれるはず、と期待するのはいいですが、そこに女性のプレッシャーや負担などを想像できないと、いつまで経ってもスキンシップは取れません。
女性だって、自分からサインを出したり行動するのは恥ずかしいし勇気がいりますよね。「安心して手を出したいのはお互いさま」という意識を持てれば、待つよりも確認する積極さで愛情を深めることができます。
*
「好きだから手を出さない」は、勇気のない自分への言い訳のように聞こえるかもしれませんが、実際にそう思う男性にとっては不安や戸惑いを解消できないのが一番の理由です。
だからといってスキンシップを彼女任せにするのは、女性にも負担になります。いい雰囲気になったらまず手を伸ばしてみたり、言葉をかける勇気を持つのも、ふたりの仲を深める一歩。
彼氏がこんな状態だったら、女性のほうからも肩にもたれかかるようなサインを出してあげるのも、不安を取り除くきっかけになります。
好きだからこそ慎重になる彼氏の想いも、理解してあげたいですね。