3: 「じゃあ、付き合って」
これは「とりあえず」の意味。疑問形の告白に似ていますが、こちらは「しかたなしに」というニュアンスが強いでしょう。
たとえば身体の関係になりそうなとき「ちょっと待って、私たちまだ付き合ってないよ」と女性に拒否されてしまった。そのタイミングで言う「じゃ、付き合って」の、この「じゃ」です。
実はこれは告白ではないのですが、一応告白の形にも見えますね。
そのため「うん。付き合う」と女性が答えたらそのままベッドイン。すぐ男性の願いが叶うので、まるでクーリングオフのようにお付き合いが終わってしまいます。
「とりあえず」は「そんなこと言ったっけ?」ととぼけられることがあります。悪質性が高いので注意してくださいね。
4: 予防線を張っている
「忙しいから時間を割けないかもしれないけど、付き合って」
「付き合い方がよく分からなくて、うまく付き合えないかもしれないけど……」
こういった予防線を張ってくるのは、別れをもう視野に入れていたり、他に女性がいたりする場合があります。
あらかじめ言っておけば「時間がなくて会えないのは仕事だもんね、あのとき言ってたもんね」と彼女が自分で自分を納得させてくれます。
こうしておくと、相手があとで察してくれるのでいろいろと都合がいいのです。
極端な話「俺はホント変わってるけど、それでもよかったなら」と「予防線+君がよかったら」の逃げ場を作る告白もあります。
とはいえ、本当に多忙だったり、変わっていることがあります。そんなときは「それでもいいっていたじゃないか」と言われる可能性があります。
*
思惑や何か彼の心にひっかかっていることがあるので、奥歯にものが挟まった告白になるのです。
「なんでこんな告白の仕方なのかな」と不思議に思ったらいったん考えてみましょう。
本来告白はシンプルなもの。よけいなことを告白に加えてくる場合は、少し冷静になってみましょうね。