(3) 人物を撮るにはインパクト大! 「日の丸構図」

人物を画面の中心に置くのが、この「日の丸構図」。

初心者の人が好んで撮る構図で写真的には面白味がなく感じますが、人物を撮るのにはインパクトは抜群です。
 

(4) 視線の方向に空間を持たせる

たとえば子どもが歩いている時、振り返った時、話している時など、被写体を左右どちらかに寄せ視線のある方向に空間をあけるようにすると、その先の空気感が出て、アートな写真になります。
 

(5) 「斜めアングル」で動きを出す

階段など、高低差があるところでの撮影には、臨場感や動きの出る「斜めアングル」がオススメです。
チャレンジをしている子どもの様子も見ている方がドキドキするような臨場感で映し出せます。これも連写&流し撮りで撮影するとより動きが出ます。

まとめ

いかがでしたか。

大崎先生は、「今回いくつかのアドバイスをしましたが、どれが正解という訳ではなく、ケースバイケースです」と言います。

しかし、今回出てきたワザを試してみることで、いつも「イマイチだなぁ」なんて思っていたのに、「お、いいかも♪」と思える写真が増えるのではじゃないでしょうか。自分でできそうなものから、ぜひ取り入れてみてください。

そして、パパママにしか撮れない我が子のかわいい写真と思い出をたくさん残してくださいね。

こぐち・はるな 編集者/ライター。情報誌の映画担当編集者を経てフリーに。イヤイヤ期真っ盛りの男児と奮闘しながら、育児や家事のやり方に自問自答する日々。趣味は天然酵母のパン作りで、夢は小さなパン屋さんをオープンさせること。