親はいつも子どもという存在を楽しむべし

ーー心の問題だけだと思っていたんですが、体にも影響が出てきてしまうんですね……。親として、そういった重要な時期を逃さないための心構えって何かあるんでしょうか?

「逃さないための心構え……というのか、わからないけれど……。

今の子育てってものすごく正しさというものにこだわる印象があって、間違わないようにしなきゃとか、親自身がすごいプレッシャーの中で子育てしているように感じるんです。

でも、僕が思うに、子育てってどうやったって間違うことが多いんですよね(笑)。

逆を言えば、その3つの時期できちんと向き合ってあげれば、いつだって挽回できる。

子どもに親にしてもらっているという感謝を持って、いつでも一生懸命に子どもという存在を楽しむことが大切。その気持ちを持っていれば、おのずと子どもと向き合うべきタイミングは見えてくると感じています。

子どもって親が一生懸命に向き合ってくれた姿や、その時にかけてくれた言葉ってずっと覚えているものです。」

まとめ

日々情報が変化していき、親自身も子育てに対しての不安が多い現代。

しかし、いつでも変わらないのは子ども自身が大きく成長するタイミング。ご自身の小5の春、中2の夏、高3の秋を思い出してみてください。きっと今の子どもたちと同じく、自分の成長に戸惑い、不安を抱えていたはず。

今回インタビューした、おのころ心平さんの新刊『子供の脳力を引き出す ここ一番の言葉』は、親自身にも変わらないものへの安心感を与えてくれる1冊です。

「私ってダメ親だな……」と落ち込む前に、手に取ってみては?

ライター&エディター。マーケティング、広告関係の職種を経て、出産をきっかけにライターに。現在は女性向けや子育て関連等のwebメディアでライター、エディターとして活動し、2歳児のマイペースな息子にのんびり育児を実践中。猫と焼肉とビールをこよなく愛するテンプレート小市民。